【夫婦】知っておきたい家庭内別居のデメリット!経験者たちに聞いた #3「保険会社から電話がきて…」
ひとつ屋根の下で暮らしながら、同じ空間で過ごすことをせず相手の存在を薄くするのが家庭内別居。
そこに至るにはいろいろな事情があり、別々の時間を当たり前にすることで心が落ち着く反面、同じ家に住んでいればやはり問題もあります。
物理的に大きな距離を取る別居とは違い、生活スペースを共有せざるをえない家庭内別居には、どんなデメリットがあるのでしょうか。経験者たちに聞きました。
「妻とはレスが続いており、それが原因で家庭内別居になりました。俺が妻からの誘いを断ったのが悪いのですが、『一緒にいるのがつらい』と言われ、寝室を出ていかれた次の日からろくに会話もしなくなりました。
ひとり息子がいるときは笑顔で話せるのでまだマシだと思っていますが、日曜日など息子が外に遊びに行って家に夫婦だけのときは、キッチンとかで顔を合わせないように気を使うので大変です。
先日、契約している保険会社から電話があり、保険代の引き落としができていないと言われました。
口座は妻が管理しているので慌ててLINEで伝えたのですが、未読スルーで家でも相変わらず無視されて、さすがにイラッとしましたね。
3人でいるときなら相手にするしかないだろうと思い、食事のときに『保険代、引き落としできていないって電話があったからな』と言ったら『ああそう』とこちらも見ずに妻は返してきて、気分が悪かったです。
お金のトラブルはさすがに放置してほしくないと思うのですが、相手がこんな態度なら信用できなくなるし、口座の管理も考え直さないといけないと強く思いましたね。
でも、通帳や印鑑を妻が持っているので結局は話し合わないと進まないことで、それができないことに大きなストレスを感じます。
家庭内別居って、何かあったときに相手に振り回されるのがデメリットですね」(男性/45歳/製造)
家庭内別居でも生活をともにしていれば、暮らしにまつわるいろいろなトラブルも引き続き対処をしていかなければいけません。
それなのに、配偶者のほうがまともに向き合ってくれないと自分だけが大変な思いをし、変更したいと思うものがあっても話し合いそのものが難しいためストレスが溜まります。
こんな場面を避けるためには、どうしても家庭内別居を選ぶ場合は早めに口座の確認などしておくのが正解。
何かあったときに相手を頼るのは難しいことを、忘れてはいけないのですね。
(ハピママ*/弘田 香)