絵が浮かび上がってきたよ、四日市市楠町の田んぼアート、7月13日に見学会
三重県四日市市楠町の「田んぼアート」の絵がはっきりしてきた。5月の田植えから2カ月近くになり、7月13日には見学会が開かれる。天候次第だが、当日は地域の人などによるかき氷やポップコーンのおもてなしもある。
田園風景の保全や農業の魅力を伝えることなどを目的に、地域の人たちが株式会社ファーストステップなどの協力も得て10年以上続けている。楠地区まちづくり検討委員会(森正一会長)が中心になり、約1500平方メートルの田に、育つと葉が違う色になる稲を組み合わせてアートにする。遠近法なども考え、少し離れた川の堤防の上から見ると、見映えがいい。
今年は5月12日に田植えがあり、大人と子どもの約80人が参加し、泥んこになって苗を植えた。今回は普通の稲に加え、葉が白、黄、赤、紫になる品種を使っており、四日市のキャラクター「こにゅうどうくん」とアニメふうに描いた干支の「龍」が浮かび上がっている。
見学会は7月13日午前9時から午後2時ごろまで。場所は鈴鹿川派川の新大正橋の南側の信号を目印に行ったあたり。小雨決行、雨天の場合は翌日。低学年の子は保護者と一緒に。熱中症対策のため、飲み物などを持参のこと。なお、車の場合は、ナビを「四日市市楠町南川242-4」に設定すると分かりやすいという。問い合わせは楠地区団体事務局(059-398-3121)。当日のみ080-4225-3284。