坂東玉三郎、市川染五郎出演の『源氏物語 六条御息所の巻』がシネマ歌舞伎で公開決定 ポスター・チラシビジュアルも解禁
歌舞伎を映画館で楽しむ映像コンテンツ「シネマ歌舞伎」。2024年10月、歌舞伎座を熱狂させ連日完売となった『源氏物語 六条御息所の巻』を新作シネマ歌舞伎として2025年9月26日(金)に公開されることが決定した。また、ポスター・チラシも1月3日より掲出開始される。
本作の原作は、昨日最終回を迎えたNHK 大河ドラマ『光る君へ』でも話題の紫式部による『源氏物語』。本作では、六条御息所、光源氏とその妻・葵の上の三角関係を新たに描き、観客の心を揺さぶる恋模様が話題を呼んだ。
現代歌舞伎屈指の女方である坂東玉三郎が凄艶な女心を見せる六条御息所を、”歌舞伎界のプリンス”と呼ばれ話題となっている市川染五郎が世の女性を魅了する稀代の貴公子・光源氏を演じる。また、シネマ歌舞伎だけの特別映像として、本作への思いを語る坂東玉三郎の特別インタビューも収録。
今回公開されたポスター・チラシには、六条御息所と光源氏の2ショットを使用。夢のような恋に身をゆだねる姿から、源氏物語ならではの美しくも儚い恋の世界観を感じさせるビジュアルが完成。「この恋は、夢か現か―」というコピーで、光源氏に恋する六条御息所がやがて想いを募らせ変貌し、理想と現実の狭間で揺れ動く胸中を表現している。
なお、本ポスター・チラシは1月3日(金)より上映映画館ほかで順次、設置される。
【あらすじ】
時は平安の世。生まれながらの気品と美しさを兼ね備えた光源氏は、愛人としている六条御息所のもとを訪れます。楽しい時間を過ごすうち、六条御息所は光源氏との子を身籠る葵の上を嫉み、詰(なじ)ります。光源氏が堪えかねて屋敷を去ると、六条御息所は悲しみに暮れ、次第に嫉妬に狂い……