腸活に最適な「さつまいも」の意外と知らない“2つの注意点”「たくさん食べればいいわけじゃないんだ…」
腸活アドバイザーの三木ちなです。秋が旬のさつまいもは、腸にうれしい効果をもたらしてくれる食材のひとつ。ただ、腸活に生かすためにも“食べ方”には気を付ける必要があります。ここでは、“間違った腸活”を防ぐ「さつまいもを食べる際の注意点」をご紹介します。
さつまいもは便秘解消の救世主
秋の味覚の代表的な野菜と言える「さつまいも」は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を豊富に含んでいます。
そのうち「不溶性食物繊維」は、腸内の水分量を増やしてくれる働きをもつもの。水量が増して便のカサが増えるとともに、腸のぜん動運動を促してくれるため、便秘改善に役立つんです。
さつまいもにはビタミンやカリウムといった栄養も含まれているため、腸内環境を整えるほか美容にもうれしい効果をもたらしてくれます。
さつまいもを食べる際の注意点
「食べる腸活」に最適なさつまいもですが、摂り方には注意が必要。食べ方を誤ると、かえって逆効果になる場合もあります。
1.一度に食べすぎる
さつまいもの不溶性食物繊維には、腸内の水分を吸収して便を出しやすくする効果があります。しかし一気に食べすぎると、腸内の水分が不足して、便が硬くなる場合があります。排便しづらくなれば、便秘症状がさらに悪化することも……。
便秘の解消には食事のバランスが大切です。さつまいもだけに偏るのではなく、ほかの食材もとり入れながら適量を守りましょう。
2.水分をとらない
便が硬くなるのを防ぐためにも、きちんと水分をとることが大切です。さつまいもを食べて水分が吸収されても、きちんと水分をとっていれば便秘になるリスクは避けられます。
バランスのいい食事を心がけよう
さつまいもは1日に半量~1本が適量です。便秘解消にうれしい効果がある一方で、食べすぎると便秘が悪化する場合もあります。
栄養バランスの整った食生活を心がけて、適量を摂るよう意識してください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア