【ネタバレ】『スーパーマン』アノ人のカメオ登場、ジェームズ・ガン友情オファーの裏側
ジェームズ・ガン率いる新DCユニバース第1章『スーパーマン』が1978年のクリストファー・リーヴ版『スーパーマン』を彷彿とさせるのは、ガンの緻密なアイデアによるところが大きい。思わず唸らされた劇中のカメオシーンについて、ガン本人が語っている。
この記事には、『スーパーマン』のネタバレが含まれています。
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あの人、ジェームズ・ガン作品でお馴染みの……?-->
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(c) &TM DC(c)2025 WBEI IMAX(R)is a registered trademark of IMAX Corporation.『スーパーマン』ブラッドリー・クーパー出演の裏側Photo by Raph_PH https://www.flickr.com/photos/raph_ph/35547413626/ Remixed by THE RIVER
新ユニバースのフレッシュな幕開けとなった本作の豪華カメオ俳優の中でも、一際重要な役割を担っていたのが、スーパーマン/カル=エルの故郷クリプト星での父ジョー=エルを演じたブラッドリー・クーパーだ。クーパーといえば、ガンがメガホンを取った『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのロケット役を演じており、ガンとは親しい間柄でもある。
ガンは米に向けて「ジョー=エルを演じられる、我々が想像するようなキャラクターを持った人物が必要でした。マーロン・ブランドの足跡を辿れるような誰かが」と、ジョー=エルのキャスティングに重きをおいたことを言及している。『ゴッドファーザー』シリーズのヴィトー・コルレオーネ役で知られる名優ブランドは1978年版の『スーパーマン』でジョー=エル役を演じ、強力なインパクトを残している。
ガンによる『スーパーマン』は「クリストファー・リーヴ時代の楽観主義への回帰だ」ともている。『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・スナイパー』など多彩な作品に出演するほか『マエストロ: その音楽と愛と』などで監督としても手腕を発揮するクーパーが、1978年版でブランドが担っていた役割を引き継いだのはガンからの信頼という観点でも納得だ。
ガンはPodcast番組出演時にも「ブラッドリーは友達なんです」とコメント。「『ガーディアンズ』以来、親しく連絡を取り合っていますし、俳優としても監督としても彼を大に尊敬しています。だから電話して頼んだんですよ、“ねえ、頼みがあるんだけど。ちょっとイギリスまで来てほしい。3D環境で君を撮影して、ホログラムで君を作ってもらうんだ。そうしたらジョー=エルを演じられるから”って」と、友情オファーの裏側を明かしている。
『スーパーマン』は大ヒット公開中。
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