川崎大師オリジナルの「厄除だるま風鈴」も。全国各地の風鈴が集まる「第29回川崎大師風鈴市」が7月18~24日に開催
「第29回川崎大師風鈴市」が、2024年7月18日(木)~24日(水)に神奈川県川崎市の川崎大師平間寺で行われる。色とりどりの風鈴がところ狭しと並び涼やかな音色を響かせる光景は、体感温度を一気に下げてくれる。お気に入りの風鈴を見つけて、窓際に飾ってみては。
全国から集まる風鈴は、なんと800種類以上!
1996年から始まり、2024年で29回目となる川崎大師の風鈴市。「先代住職の発案によって、地元の活性化を図るために、川崎大師観光協会主催のもと、全国から風鈴を集めて開催したことが始まりです」(川崎大師広報課)。
期間中、北は北海道から南は沖縄まで全国各地からなんと800種類以上の風鈴が境内に集まる。ひとえに風鈴といっても、ガラスや陶磁器、金属など、素材もさまざまだ。さらに、東京の江戸切子や岩手の南部風鈴など、伝統工芸の技を生かした風鈴や、滋賀の信楽焼や佐賀の有田焼といったご当地の焼き物の風鈴も。実にバラエティに富んでいて、見ていて飽きることがない。
名物「厄除だるま風鈴」は名入れもOK
また、この風鈴市の名物が、川崎大師オリジナルの「厄除だるま風鈴」だ。川崎大師で祈祷を受けた縁起物で、ダルマのなんともいえない表情が愛らしい。しかも、7月20日(土)・21日(日)の2日間は、透明の厄除だるま風鈴への名入れサービスを実施(各日80個、1人2個まで、ひらがな3文字以内)。自分へのおみやげや、友人への粋なプレゼントにもってこいだ。
色も形も素材も異なるさまざまな風鈴が、そよ風に吹かれるたびに涼やかな音色を響かせる川崎大師の夏の風物詩。「境内に並ぶ風鈴を五感で楽しんで、ぜひお気に入りを探してみてください」(川崎大師広報課)。また、期間中、役目を終えた風鈴を納める風鈴納め所が設置され、納め風鈴法楽が毎日執り行われる。古くなった風鈴や壊れた風鈴があれば持参しよう。
開催概要
「第29回川崎大師風鈴市」
開催日:2024年7月18日(木)~24日(水)
開催時間:10:00~17:00(20日は~19:00)
会場:川崎大師平間寺(神奈川県川崎市川崎区大師町4-48)
アクセス:京急電鉄大師線川崎大師駅から徒歩8分
【問い合わせ先】
川崎大師平間寺☎044-266-3420
公式HP:https://www.kawasakidaishi.com/
取材・文=香取麻衣子 ※画像は川崎大師平間寺より提供