札幌はあす22日は11月上旬並みの寒さ 北海道の天気予報&気象予報士解説/2025年10月21日更新
北海道のあす22日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
今シーズン一番の寒気!今後は?
寒い日が続いていますね。
上空には今シーズン一番の寒気が流れ込んでいます。昨夜は旭川と網走で初雪を観測。けさは釧路中部の標茶町で全国の今シーズン最低となる‐6.0度を観測。また、上川北部の幌加内町朱鞠内では全国のアメダス地点で最も早く積雪を観測し、午前5時に積雪4センチを観測しました。
さて、寒気はまだ居座るのでしょうか?
今夜遅くからあす22日(水)早朝にかけて再び雨や雪の降る範囲が広がります。
あす午前5時の雪と雨の予想です。日本海側の山沿いや中山峠は雪。旭川周辺など道北は平地でも雨に雪がまじります。
札幌は雨が降るでしょう。広い範囲で濡れた路面の凍結に引き続き注意して下さい。
22日(水)の天気と気温
旭川です。午後5時頃は路面が乾いてます。
今夜から再び雨が降り、あす22日(水)早朝は雪がまじります。
あす22日(水)の天気と気温です。
日本海側やオホーツク海側は雨や雪が降るでしょう。太平洋側は晴れる見込みです。気温はきょう21日(火)と同じかやや高いですが、寒さは続くでしょう。
浦河です。暗いですね。
きょう21日(火)の日の入りは午後4時38分でした。12月の冬至に向けてさらに日暮れが早くなります。
あす22日(水)の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌や後志地方で明け方まで雨や雪が降るでしょう。日中は道南方面を中心に晴れる見込みです。寒さが続きます。ストーブの消し忘れに気をつけてください。
道北・空知です。
朝まで広く雨や雪が降り、路面凍結にも注意して下さい。日中も雲に覆われ、一部で小雨がぱらつきます。旭川の最高気温は11月中旬並みの7度です。
道東・オホーツク海側です。
道東は晴れます。オホーツク海側は雲に覆われ、紋別や枝幸で雨や雪が降るでしょう。あす22日(水)朝も道東の内陸ではマイナス5度近くまで気温が下がりそうです。
このまま冬?三か月予報
冬の入り口が見えてきましたが、きょう21日(火)3か月予報が発表されたんですね。気象台から発表されました。このまま冬がやってくるのでしょうか?早速見ていきましょう。
まず気温です。今週は急激に寒くなりましたが、11月は寒気の影響を受けにくく、並みか高めで季節はゆっくりです。
12月以降はたびたび冬型の気圧配置が強まり、平年並みの寒さになるでしょう。降水量も12月は冬型の気圧配置の影響で日本海側で並みか多い予想です。忙しい師走に大雪や荒れた天気になるおそれがあるので、注意して下さい。
根雪はほぼ平年並み。札幌は12月6日頃でしょう。
荒れることの少ない冬になってほしいですね。
22日(水)からの週間天気予報
町なかの街路樹もどんどん色づきが進んでいます。これからの時期、雨に濡れた落ち葉は滑りやすくなるので、スリップ事故に気を付けましょう。
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
木曜は大気の状態が不安定となるため、道北やオホーツク海側を中心に雨や雪の強まるおそれがあります。金曜と土曜は日が差しますが、気温変化が大きくなります。
太平洋側です。
晴れ間の出る日が多いですが、朝晩は内陸で0度くらいまで気温が下がります。空気がカラッとするので、火の取り扱いに注意して下さい。
22日(水)の札幌の朝昼晩の天気
あす22日(水)の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
あすも寒そうですね。夜はもんすけ、鍋を食べてますね。日中は11月上旬並みの寒さです。暖かくして風邪をひかないようにして下さい。天気の大きな崩れはないですが、朝は山沿いなど濡れた路面の凍結に注意が必要です。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
月~金曜日に翌日からの天気予報をお伝えしているほか、暮らしに役立つお天気コラム記事もお届けしています。
※21日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU