【保育園などで活用を】SANKA(新潟県三条市)が県と同市へ「臭わない冷やすゴミ箱」を80台寄贈、紙おむつなどの処理に活躍
左から、三条市教育委員会の髙橋誠一郎教育長、SANKAの永井和志氏、笠原裕二課長、神子島亨取締役社長、三条市の滝沢亮市長、SANKAの広川悟副社長執行役員
株式会社SANKA(新潟県三条市)が6月7日、県と三条市へ自社製品の「臭わない冷やすゴミ箱『CLEAN BOX』」を計80台を寄贈した。三条市内では今後、保育園などへ順次配備していく。
「CLEAN BOX」は、内部をマイナス11度に冷やすことでゴミの臭いを軽減するゴミ箱。特に、生ゴミや使用済みの紙おむつ、ペットの排泄物の処理などで高い効果を発揮し、昨年6月の発売以来ECサイトで好評を得ているという。内容量は20リットルで、想定価格は6万3000円(税抜)。
今回は、県と三条市へそれぞれ40台ずつ寄贈。SANKAの神子島亨取締役社長は「これまでは家庭用に購入されることが多かったが、少子高齢化が問題となっているなかで、老人ホームや子ども関連の施設でも活用していただきたいと思い、寄贈した。また使っていただくなかで改良点などあれば(利用者から)意見をいただき、商品開発へフィードバックしていきたい」と話す。
目録贈呈の様子
滝沢市長と「CLEAN BOX」
三条市では6月下旬頃から順次、市内の保育園や認定こども園など35施設と、子育て拠点施設のあそぼって、すまいるランドへ配備。県でも保育園や介護施設、医療関連施設などへ配備するという。
なお、今回寄贈するのは、6月末に正式発表を予定する改良型。内部へのゴミ袋の設置のし易さなど、従来型から使い勝手が向上した。
三条市役所では7日夕方、贈呈式を実施。三条市の滝沢亮市長は「私の下の子もちょうど1歳なので、(紙おむつを処理するときの)気持ちがよく分かる。市内の各施設にあれば、非常にありがたい」と話した。
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