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名阪国道の大雪対応準備見学会 伊賀市で

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大型トラックにチェーンを装着する訓練の様子=伊賀市守田町で

 本格的な冬の到来を前に国土交通省の北勢国道事務所は11月15日、三重県伊賀市の名阪国道上野インター内にある守田基地で大雪対応準備見学会を開き、県内の警察や行政、自動車関連団体を中心に招待された沿線の自治体や商工団体の関係者を含む約60人が参加した。

 自動車専用道路の名阪国道は延長が亀山市から奈良県天理市までの73・2キロで、1965年に開通。80年に全線が4車線化された。針インター(奈良市)までの56・2キロを管理する北勢国道事務所によると、標高340メートルの地点にある加太トンネル(亀山市)は冬の難所として知られ、奈良市の小倉インターチェンジ付近は標高が510メートルで、最低気温が氷点下6度を下回ることもあるという。

名阪国道利用者に呼び掛ける横断幕=同

 見学会では、雪氷対策のパネルや凍結防止剤散布車の展示、停滞車両の発生時を想定したチェーンやレッカー車へのけん引ロープを装着する訓練を実施。今年1月24日夜から25日夕方にかけて実施した集中除雪のための全面通行止めについても説明した。

 降雪予測状況を踏まえたこの全面通行止めでは、車両排出中に大型車4台の立ち往生が発生し、その影響で山添‐神野口インター間(いずれも奈良県山添村)の約3・9キロで最大約420台が滞留。立ち往生した車両の排除作業中には職員らがドライバーらに食料や携帯トイレなどの物資を配布し、約12時間後に滞留が解消した。

 12月から来年3月の期間には同事務所と三重県警が「交通違反 積雪・凍結時のノーマルタイヤ」などと印刷した横断幕を掲示する。長谷川裕修事務局長は「道路管理者として除雪体制に万全の準備をしていくが、冬期の道路交通の確保には利用者の協力が不可欠。冬用タイヤの装着や大雪時の出控えなどお願いしたい」と呼び掛けた。

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