金沢区と無印良品が連携 横浜市立並木中央小学校で防災授業 「新聞スリッパ」のワークショップも
金沢区役所と無印良品は9月17日、並木中央小学校4年生59人に防災に関する授業を実施した。
児童が「自分の身は自分で守る」ことを目的とした企画。9月4日には朝比奈小学校で行われ、同区での開催は2度目となった。
同区役所がクイズなどを通して台風や地震の被害、避難所について説明し、その後は無印良品が防災用備蓄について紙芝居などを使用しながら話し、新聞紙でスリッパを作るワークショップを実施。参加児童は「角を折るのが難しかった」「もう片方も作ってみたい」などと口にしながら、和気あいあいとした雰囲気で楽しんでいた。授業を担当した古賀由美子教諭は「並木中央小学校は避難場所になっている。もしもの時に地域の防災の担い手になれるよう、自分の生活と結び付けながら学んでほしい」と話す。
授業の最後には防災に必要なグッズが入ったボトルと携帯用トイレが一人一つずつ区役所から配布された。同区危機管理・地域防災担当係長の小菅翔大さんは「今日学んだことが各家庭で防災について話すきっかけになったら」と話した。