「桜花賞」で残念なことに過去10年3着内すら入れていない【死の馬番】に入ってしまった馬とは!?
「桜花賞」過去10年のデータから勝ち馬を炙り出す!!
いよいよ今週末は牝馬クラシック第1弾! 「桜花賞」が阪神競馬場で開催される。
フルゲートの18頭が桜咲くコースを疾走し桜の女王が決まるレース。
そこで、過去10年のデータから各項目の勝つ確率ポイントを出し、その合計の最も高い馬を弾き出して行く!!
1・前走クラス
前走GⅠレースかGⅢレース(2017年までのチューリップ賞を含む)を走った馬が、それぞれ4勝を挙げトップの成績を残している。残りはGⅡクラスとOPクラスで、それぞれ1勝を挙げている。
近10年で見ると、桜花賞トライアルであるGⅡの「チューリップ賞」や「フィリーズレビュー」は意外にも勝ち馬が少ない事が判明した。
そこで勝つ確率ポイントをGⅠとGⅢレースを走った馬が25%、GⅡとOPクラスを走った馬は15%、それ以外は0%とする。
2・前走距離別
前走距離別では、桜花賞と同じ1600mを走った馬が圧倒的な成績を残しており9勝も挙げており、残りは1400m組の1勝である。特に距離が1800m以上を走って来た馬は3着内すら無いほど苦戦を強いられている。
そうすると勝つ確率ポイントを1600m組は25%、1400m組は10%、それ以外は0%とする。
3・前走着順
前走の成績でも極端なデータが出て来た。それは、前走で3着内に入っていないとまず勝てないというデータである。
内容は前走1着と2着だった馬が、それぞれ4勝を挙げトップ。残りは3着だった馬の2勝となっている。しかも4着以下だった馬は、桜花賞で2着2回3着2回と馬券圏内に入るのも厳しい数字が出て来た。
そうなると勝つ確率ポイントが、前走で1着と2着だった馬が25%、3着だった馬が15%、それ以外は0%とする。
4・枠番・馬番
枠では1枠と8枠だけが勝っておらず、それ以外の枠からは勝ち馬が出ている。そのため極端な枠の有利、不利は少ないと思っていただいていいだろう。
そのかわり馬番で見てみると、過去10年3着内すら入れていない「死の馬番」の存在が判明した。
その馬番とは、⑤と⑮で今年で言うと⑤ボンヌソワレと⑮番クリノメイの2頭である。
特に⑮クリノメイは、前走チューリップ賞を勝っており人気の一頭になるだろうが、厳しいデータを突き付けられた恰好である。
そこで、ここでの勝つ確率ポイントを2枠から7枠に入った馬が25%、1枠と8枠、死の馬番の5番と15番は0%とする。
以上の4つのデータを合算すると、③マピュース、⑦エンブロイダリー、⑨アルマヴェローチェの3頭も勝つ確率100%を叩き出してきた!!
果たして、データが示してきたとおりに3頭の中から「桜の女王」が誕生するのか!?
発走は4月12日の阪神競馬場11レース、15時40分予定。