珈琲を抹茶のように点てる?!『県立兵庫津ミュージアム』初代県庁館の「ミュージアムカフェ」で一息♡ 神戸市
神戸市兵庫区にある『県立兵庫津ミュージアム』初代県庁館に、ミュージアムカフェがあることをご存じでしょうか?趣のある建物内で、抹茶のように”点てて”飲むコーヒーをいただいてきました♪
ここはその昔、兵庫県ができて初めて「県庁」が置かれた歴史深い場所。『初代県庁館』は兵庫津ミュージアムに隣接しており、旧大坂町奉行所兵庫勤番所の建物を復元した建物となっています。
そんな建物の一角にあるのが、今回お邪魔したミュージアムカフェ。いつも外から見るのみで施設内に入るのは初めてでしたが、カフェもその趣を残した仕様になっておりとても立派です。
カフェをプロデュースするのは、大正12年創業で珈琲・紅茶専門の老舗卸問屋「エキストラ珈琲」。神戸で初めてのロースターとして長い歴史を持っており、カフェでは煎り具合を丁寧に見極めた自慢のコーヒーをいただくことができます。
またカフェではこんなユニークな商品も。こちらの「珈琲膳」は、なんとミルクを抹茶茶碗で点て、そこにコーヒーを注いでいただくんです!地元のパン屋さんが手掛けた「もちもちパン」付き♡
この地にゆかりのある平清盛が主人公のNHK大河ドラマが放送された際、近隣の社寺では「清盛茶屋」がオープン。そこでふるまわれた際に人気が高かったことから、同店で提供されるメニューとなったのだとか。
茶筅を使ってシャカシャカと点てるのは新感覚でなかなか面白い!コーヒーを注ぐとあっという間にマーブル模様になり、和風カプチーノの出来上がりです♪まろやかで優しい甘さがあり、味わいの良さも◎。
さらに名前に惹かれた「神戸べっぴんセット」も実食。こちらは大正元年創業「兵庫上野商店」特製のこんにゃくをベースにした新感覚わらび餅で、さっぱりといただけました。これから暑くなる季節にピッタリですね♡
メニューは他にも、伊藤博文の好物だという「ビーフシチューセット」なども販売。「来た人に楽しんでもらえるよう、メニュー展開にもこだわっています。遊びに来た人にゆっくりと過ごしてもらえたら」とのこと。
趣のある建物も相まって、ほっこり一息つける時間を過ごすことができました♪兵庫津ミュージアムに寄った際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
場所
兵庫津ミュージアムカフェ(エキストラコーヒー)
(神戸市兵庫区中之島2丁目2-1)
営業時間
11:00~16:30