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横須賀・平作川水害を写真と資料で振り返る 中央図書館で企画展

タウンニュース

平作川の支流・吉井川が氾濫した様子(市提供)

1974年7月8日の未明から明け方にかけて発生した集中豪雨は、平作川の氾濫を起こし周辺地区に水害をもたらした。発生から50年を迎えるにあたり、市立中央図書館は6月28日(金)から1階ロビーで企画展示「写真が語る平作川の風景」を開始する。

江戸時代、内川新田が整備される以前は広大な入り江だった久里浜・舟倉周辺。海抜が低く、平作川の川幅も狭かったため水害が起こりやすい地域だとされていた。その後、護岸工事やポンプ場の整備が行われた。

中世・近世の地形図や水害当日の航空写真、被害状況など30点以上のパネルを設置。平作川の下流域の歴史的変遷と水害当時の様子を振り返る。「台風シーズンに合わせて、水害の危険性を認識し、日頃の備えを促せたら」と同館の担当者は話す。風水害・防災に関する図書の展示も行われる。

展示は8月28日(水)まで。

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