<叱らない育児の子が乱暴>近所の同級生の暴言・暴力がひどい。波風立てたくなくて困っています
子育て中のママにとって、わが子が学校や近所で築く友だち関係は、成長の喜びを感じる一方で、悩みの種になることもあります。なかでも関係が親密になりがちな”近所の子ども”の存在は、特に気になるのではないでしょうか。
『近所に住む子どもに困っています。1年生になって息子と一緒に登下校するようになりましたが、その子は乱暴で口も悪く、正直つき合いたくありません。でもご近所関係に波風を立てたくなくて……』
この投稿に、ママたちは「わかる!」「それはキツい!」と共感の声を寄せました。投稿者さんはさらに「その子のお母さんがまったく叱らない人で……」と続けます。その状況ではエスカレートするばかりなのでしょう。乱暴な態度、親の無反応、近所という逃げられない環境……。どの対応すればいいのか、ほとほと困っている様子です。
口が悪い子ども、叱らない親にモヤモヤ
投稿者さんが悩む相手の子は、勝手に投稿者さん宅に上がり込み「部屋が汚い」と言い放ち、翌日には「鍵貸して」と要求してきたのだとか。さらに驚くことに、その子の親は目の前にいるわが子を全く叱らないといいます。
『叱らない親、無理だわ。暴言暴力でみんなから嫌われている問題児がいたけど、母親がきちんと叱れない人でママ友の中でも距離置かれていた』
『波風なんか気にしていたら好き放題やられるよ。こっちも嫌われる覚悟で相手しないと』
投稿者さんは叱らないママにも相当に腹が立っているようで、「親は子どもの発言を聞いているのか聞いていないのか……。腹が立つ!」とモヤモヤを吐露します。
物理的に距離を置いてみては?
投稿者さんがさらに明かしたのは「わが子は殴られたりランドセルカバーを取られたりして泣いている」との事実。しかも、登校時間になると家の前で待ち伏せされているのだとか。現状を知ったママスタコミュニティのママたちからは、「これは我慢の限界でしょう!」との声が上がります。
『登校時は「行き渋っているから、先に行ってください」と言って離す。物理的に離れることがおすすめ』
『うちも近所の家と揉めたことがある。厚かましい人にははっきり拒絶する方がいい』
『うちの子がエアガンで撃たれたとき、相手の子に「何やったかわかっている? 二度と来ないで」と直接言ったよ。親が非常識なら本人に言うしかない』
殴られたり叩かれたりと乱暴をされた時点でアウトだと考えるママも少なくありません。殴られたところを写真で撮っておいてとのアドバイスもありました。ママたちの「断固拒否して」との声に投稿者さんは、「遅かれ早かれ我慢できなくなると思う。町内行事で顔合わせるのは気まずいけれど……」と離れる決意を固めつつあるようです。
子ども同士の関係でも線引きは必要
子どもの友だち関係は、親がどこまで介入すべきか難しいところです。でも投稿者さんのケースは度を越していると感じるママが少なくないようです。
『他人に迷惑をかけるような態度をするなら自分の子と同じように叱る。それが出来ないなら一緒にいられないと相手の親子に伝える』
『多少の乱暴や口の悪さは試練として静観もあり。子どもが強くなる機会だということもあるから。でもこのケースは明らかにおかしい。しっかり注意したらいいし、親とは距離をとったほうがいい』
子ども同士の関係でも、暴力や非常識な態度は見過ごせません。親が毅然と対応することで、子どもにも「嫌なことは嫌」と伝える大切さを教えられるのではないでしょうか。
子どもを守るなら波風が立っても気にしない!
近所という逃げられない環境でも、子どもの安全と心が第一です。ママたちからは、「波風立ててもOK!」と投稿者さんの背中を押す声も届きます。
『近所で揉めても気にしなくていい。うちも子どものトラブルで疎遠になった家庭があるけれど、問題なかった。早めに距離置いた方がラクだよ』
『自宅や家族に何かされたら絶対叱る! 持ちものに手を出されたら学校と親に報告。家に入れない、遊ばないを徹底して。自分が悪役になる覚悟で子どもを守ってあげて』
投稿者さんは、「子どもを守らないと。波風立てたくないのは私の都合だと気づきました」と決心したようです。子どものために立ち上がる覚悟が伝わってきます。
暴力を受けることを容認してはいけません。まずはその子を直接注意して、それでも改善されないようであれば学校に相談し、担任に暴力や待ち伏せの事実を伝えてみましょう。また朝は「準備に時間がかかるから」と時間をずらして親がつき添って登校する、放課後は習いごとや児童館で他の子と過ごす時間を増やしてみるなどの工夫もできそうです。 近所だからといって、必ずしも似たような考えの人、同じような価値観をもつ人たちが住んでいるとは限りません。考えが合わないようであれば、物理的・精神的に距離を取ったほうが生活しやすいのではないでしょうか。今はまず、お子さんを守ることを一番に考えて行動することが大切です。