”出来立ての香り”まで楽しむ幸せ時間♡ 摂津本山『Patisserie & Dessert Frais Senteur (フレサントゥール)』のアシェットデセールを体験してきました 神戸市
摂津本山にいよいよ8月8日にグランドオープンする『Patisserie & Dessert Frais Senteur (フレサントゥール)』(神戸市東灘区)は、「セルリアンタワー東急ホテル」や「大阪マリオット都ホテル」でデザート開発に携わってきた山口祐さんがオーナーを務め、ご夫婦で営む洋菓子店です。
店内の素敵なイートインスペースで、9月から始まる土日限定の「アシェットデセール」(要予約)を一足お先に体験してきました。
店内に入ってすぐの販売スペースには、焼き菓子や生ケーキが毎日十数種類ずつ並びます。
キッチンが覗ける大きな窓も!そして奥へと進むと...
大きなカウンター席が鎮座する素敵なイートインスペースが広がります。
店舗づくりはデザイナーに頼らず、全てご夫婦で手掛け、色の統一感や機能性など細部にまでこだわりにこだわったそう。「とにかく時間がかかりました~!」と楽しい準備期間のお話を伺いつつ、席に着いたら、いよいよ「アシェットデセール」の始まりです。
まずはウェルカムドリンクから♪目の前で作ってくれるのでなんだかワクワクします。
甘~い長野産アプリコットのコンフィチュールをシュワッと爽やかな炭酸割で。
続いて涼しげなガラスの器に、クレームダンジュ、シャインマスカット、ミントジュレ、サマーダージリンのグラニテを乗せた冷たいデザート。国産グリーンレモンを削ると、香りがふわりと漂います♪
マスカットの皮がパリッとするよう、短い時間で真空コンポートを施しています。チーズのまろやかさが他の素材の爽やかさを引き立てているのが印象的です。
筒状のラングドシャを使って作り始めたのは、メインの「パレドール」。自家製プラリネを使った生地やキャラメリゼしたバナナ、キャラメルバナナアイスをミルクチョコレートのエスプーマで包んでいきます。
こちらは「内海会味覚コンクール」で金賞を獲得した作品をアレンジしたもの。翌年は別テーマで金賞に選ばれ、更に優勝も果たしました。2年連続受賞できたことはシェフの自慢なんだとか!
最後に金箔を乗せて完成。チョコとバナナの甘さが口いっぱいに広がります。キャラメリゼのカリっとした食感も楽しい♪
ナイフを入れる度に崩れるのですが「是非崩しながら食べてください。デザートは儚いもの。持ち帰れない良さがあります」と、シェフがこちらの緊張も解いてくれます。
ドリンクは、萩原珈琲の豆をシェフがブレンドした「フレサントゥールブレンド」でアイスカフェオレを。目の前で豆を挽くのでいい香りが漂います。
最後は焼き菓子をいただきながら、ゆっくりと寛ぎます。なんて贅沢な時間!
「お客さんの反応をこの距離で見られることが幸せ」と語るシェフ。奥さまと共にお店を開業できることにも喜びを感じているそう。
平日はケーキセットに加え、8月15日からは「おひとりデザートセット」も始まります。ご予約は予約サイトから。
オープン日
2024年8月8日(木)
店舗
Patisserie & Dessert Frais Senteur (パティスリー&デセール フレサントゥール)
(神戸市東灘区田中町2-2-14)
営業時間
11:00〜19:00
定休日
月曜日、火曜日
※臨時休業は公式Instagramにてご確認ください