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　2025年4月東京・兵庫にて上演予定である『舞台「鬼滅の刃」其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里』の製作発表会が1月20日(月)に開催。本記事ではイベントレポートをお届けします。

　本イベントでは、竈門炭治郎役の阪本奨悟さん、竈門禰豆子役の髙橋かれんさん、猗窩座役の蒼木陣さん、鬼舞辻無惨役の佐々木喜英さんに加え、今作より脚本・演出を務める元吉庸泰さん、さらに、製作発表会で新たに発表となる、上弦の壱・黒死牟役の加藤和樹さん、上弦の弐・童磨役の浦井健治さんの総勢7名が登壇しました。

『舞台「鬼滅の刃」其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里』製作発表会レポート

　2025年4月に東京・兵庫にて上演予定の舞台『鬼滅の刃』其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里の製作発表会が本日1月20日(月)に都内某所にて開催されました。

　舞台『鬼滅の刃』は『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた吾峠呼世晴先生による漫画『鬼滅の刃』を舞台化した作品であり、今作で5作目となります。

　本イベントでは、竈門炭治郎役・阪本奨悟さん、竈門禰豆子役・髙橋かれんさん、猗窩座役・蒼木陣さん、鬼舞辻無惨役・佐々木喜英さん、そして今作より脚本・演出を務める元吉庸泰さんや、この度新キャストとして発表された上弦の壱・黒死牟役の加藤和樹さん、上弦の弐・童磨役である浦井健治さんの7名が登壇しました。PASH! PLUSでは現地に足を運び、製作発表会の様子をレポートにてお届けします。

　時間になると、司会者の紹介とともに阪本奨悟さん、髙橋かれんさん、蒼木陣さん、佐々木喜英さん、元吉庸泰さんが登場！　主役を演じる阪本さんは「全力で挑みたいと思います」と本公演への意気込みを露わにしました。

　前作「遊郭潜入」でも共演していた阪本さん、髙橋さん、佐々木さんの3名にお互いの印象を尋ねると、久々に阪本さんとの共演を果たしたという佐々木さんが阪本さんのちょっぴり天然なエピソードを披露。「昔から変わらない」と話す姿からは2人の仲睦まじさが見て取れます。

　髙橋さんは「お茶目な方」という印象を抱いたと同時に、「稽古場でもすごくやりやすいように接してくださったり、やさしい方です」と彼の人柄がうかがえる話を聞かせてくれました。

　現役高校生の髙橋さんは学生生活と両立して稽古を行っていることもあり、2人からは「立派！」「受け答えもしっかりしている」といった言葉とともに、自身が高校生の頃のことを振り返っていたりと貴重なトークが繰り広げられます。

　佐々木さんに対し「会った時にめちゃめちゃ嬉しかった」と話したのは10年以上前に別作品で共演したと話す阪本さん。「また一緒にお仕事ができて本当に嬉しいです」と喜びの言葉を述べていました。

　今回から脚本・演出に携わる元吉さんは、本日の製作発表会について「朝からすごく緊張した」と語ると同時に、キャスト陣が笑顔で出迎えてくれた話や意気込みを話します。

　舞台『鬼滅の刃』には、3作目「無限夢列車」以来の出演だという蒼木さんは「猗窩座として戻ってこられたことが本当に嬉しい」と口にし、以前出演した時の思い出エピソードを語りました。

　他にも演じるのが楽しみなシーンなどについて5名が語り終えると、X(旧Twitter)上でシルエットが公開されていた黒死牟、童磨を演じる加藤さん、浦井さんが登壇！

　多数の2.5次元舞台への出演経験がある加藤さんは「子供の頃からジャンプっ子なので、また『鬼滅の刃』で舞台に立てることが嬉しい」「ファンの皆様の期待を裏切らないような黒死牟を目指して頑張って行きたい」と口にしていました。

　実は『鬼滅の刃』の大ファンだという浦井さんは「やらせていただけるなんて夢にも思いませんでした」と出演への喜びを語るとともに、アニメで童磨役を演じる声優・宮野真守さんに連絡したというエピソードを明かしてくれました。

　ここで新たにスクリーンへ投影されたのは鬼舞辻無惨、そして上弦の壱・弐・参が揃った初公開の新ビジュアル！「凄い」「クオリティが高い」「再現度が凄い」といった言葉が演者の皆さんから飛び出します。佐々木さんも「ようやく皆さんに見てもらえる」と話しており、公演へのワクワク感や期待がうかがえました。

　他にも17年ぶりに共演を果たしたという阪本さん、加藤さんのトークや、メディアからの質疑応答などが繰り広げられ、あっという間に時間が過ぎていきます。特に浦井さんの鬼滅愛が存分に伝わってくる話には加藤さんも「浦井さんが見たことないくらいにテンションが上がっていて……」と驚きの表情を見せました。

　イベントの最後には出演者を代表して元吉さん、阪本さんからのメッセージが。1年ほど前から準備を続けているという元吉さんの言葉や、「プレッシャーはありますが舞台ならではの表現を見つけ、ファンの方々にも納得していただけるように頑張っていきたい」という阪本さんからは舞台への熱意が改めて感じられました。

　舞台『鬼滅の刃』其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里は2025年4月11日(金)～4月20日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、4月25日(金)～4月27日(日)まで兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeにて上演されます。気になった方はぜひこの機会に足を運んでみてください。

文・写真:渡辺美咲

『舞台「鬼滅の刃」其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里』公演概要

【公演期間・劇場】

東京:2025年4月11日(金)～4月20日(日)天王洲 銀河劇場

兵庫:2025年4月25日(金)～4月27日(日)AiiA2.5 Theater Kobe

【スタッフ】

原作:『鬼滅の刃』吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)

脚本・演出:元吉庸泰

音楽:和田俊輔

監修:集英社(「週刊少年ジャンプ」編集部)

協賛:ローソンチケット

協力:一般社団法人 日本 2.5 次元ミュージカル協会

主催:舞台「鬼滅の刃」製作委員会

【出演】

竈門炭治郎:阪本奨悟

竈門禰豆子:髙橋かれん

時透無一郎:下村未空

甘露寺蜜璃:川崎愛香里

不死川玄弥:内海太一

鋼鐵塚蛍:宇野結也

小鉄:武井ダマセノ瑠珂、髙橋翔大(Wキャスト)

半天狗:風間由次郎

玉壺:川﨑優作

憎珀天:橋本祥平

鬼舞辻無惨:佐々木喜英

＜アンサンブル＞

藤榮史哉、島野知也、松岡歩武、ASUKA、金澤慎治、中沢凜之介、南条采良、篠塚音初

＜支＞

一原みのり、小山純佳、三橋優樹、吉田時尋

※支(ささえ)とは、作品における全風景を担う役柄の呼称になります。

＜映像出演＞

猗窩座:蒼木陣

童磨:加藤和樹

黒死牟:浦井健治

【チケット情報】

チケット料金:平日:12,500円/土日:12,800円(全席指定/税込)

一般発売日:2025年3月8日(土)10:00

※禰豆子の「禰」は「ネ(しめすへん)」、鬼舞辻の「辻」は「一点しんにょう」が正式表記となります。

(C)吾峠呼世晴/集英社(C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会