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2024年度港北区予算 防災・子育て支援など強化 自主事業に1億933万円〈横浜市港北区〉

タウンニュース

防災・子育て支援など強化

港北区の2024年度自主企画事業予算案および概要が示された。事業費は1億933万6千円で、23年度から11万9千円減少。「防災・防犯」「商店街の活性化」「子育て支援の充実」などの新規および拡充事業が盛り込まれている。

自主企画事業は、地域の身近な課題や区民の要望にこたえて区が独自に行う取組み。【1】安全に、安心して暮らせるまちづくり【2】地域で支えあう福祉・保健のまちづくり【3】活気にあふれるまちづくり【4】区民サービス向上に向けた取組--の4つの柱で構成されている。

長期停電時の電源確保

防災においては、大地震や鶴見川による水害への備え、幅広い世代への防災意識の醸成など地域防災力の向上を図るとともに、長期停電時に要電源医療機器利用者の電源確保をサポートするため、区内企業と連携し、ポータブルバッテリーの貸出しを行う。また引き続き地域と連携し、子どもや高齢者の交通安全、防犯対策に取り組む。

子育ての不安軽減

子育てにおいては、父親なども参加しやすい両親教室の実施や子育て広場の利用促進、食育の推進など子育て支援の更なる充実を図る。また区内保育所を支援するため保育の質の確保・向上につながる取組みを実施。

一方、高齢化が進む現状において住民、事業者、行政が連携して福祉保健課題を解決するためのつながり・支え合いの仕組みをつくる第4期地域福祉保健計画(ひっとプラン港北)を推進しつつ、第5期計画の策定に着手。さらに地域包括ケアシステムの推進や障害児・者への支援など、誰もが安心して暮らせるまちづくりに取り組む。

ミズキーホールを核に

今年3月に新綱島に開館する区民文化センター(ミズキーホール)を核とした文化芸術の振興や地域の活性化、GREEN×EXPO2027の開催に向けた取組みなどで、まちをさらに盛り上げる。また商店街の振興や、ふるさと港北ふれあいまつりなどを通して、転出入の多い区民の交流やふるさと意識を育んでいく。

区民サービス向上へ

戸籍課の繁忙期の来庁時待ち時間短縮に向け、web発券機の活用、窓口分散利用、郵送やインターネットでできる手続きの広報を実施する。

区では、18区中最大の出生数(約3千人)などの特性を踏まえ、子育てしやすい環境づくりや防災対策に取り組み、「住みたい・住み続けたい豊かさがあふれるまち」を目指すとしている。

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