中学生が模擬決裁体験 川崎北税務署で一日署長
川崎北税務署(荒井寿宏署長)は先月、今年度の中学生「税についての作文」で税務署長賞を受賞した中学生を一日税務署長に任命し、模擬決裁などを体験した。
今回、一日税務署長に就任したのは、竪月真奈美さん(高津中3年)ら。竪月さんは「能登半島地震で感じた税」で税務署長賞を受賞。この日は、委嘱状を荒井署長から受け取り、模擬決裁を体験したほか、署長訓示として職員の前で作文を朗読した。竪月さんは「災害復興など、本当に困っている人に公平に集められた税金が役に立っている」と職員の前で話した。
また、同署は納税表彰式も開催。国税申告や納税等の高揚に貢献のあった人や税務行政の推進に功績のあった人を表彰している。東京国税局長表彰として、遠藤章さん(川崎北青色申告会会長)も紹介された。
納税表彰者は次の通り(順不同・敬称略)。〇税務署長表彰▽保坂敏江(川崎北青色申告会ブロック役員)▽小林正樹(公益社団法人川崎北法人会理事)▽横山芳春(同)▽小湊宏之(同)▽田中洋平(同)▽岸治男(同)▽山本敏雄(川崎小売酒販組合理事)〇署長感謝状▽大岡一成(川崎北青色申告会ブロック役員)▽渡邊裕子(同)▽安藤均(公益社団法人川崎北法人会理事)▽吉濱勝行(同)▽菊地和宏(川崎北間税会理事)■租税教育推進校等▽市立西丸子小学校