【ドタキャン癖がやめられない】約束直前に襲うモヤモヤの正体とは?
ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「【ドタキャン癖がやめられない】約束直前に襲うモヤモヤの正体とは?」というお悩みです。
相談:【ドタキャン癖がやめられない】約束直前に襲うモヤモヤの正体とは?
(東京都 42歳 昌代)
友人と数週間前から約束していたランチ、同僚との飲み会など……。直前までは楽しみにしていたのに、前日になると「行きたくないな」「面倒だな」という気持ちが湧いてきてしまいます。
たとえば、オシャレをして出かけるのが億劫になったり、誰かと話す気力がなくなったり。
自己中心的なのはわかっているのに、結果的にドタキャンしてしまい、そんな自分に自己嫌悪。
どうしてこんな気持ちになるのか、どう乗り越えたらいいのか悩んでいます。
ドタキャン癖に秘められた本当の人間関係
ドタキャン癖が抜けないというお悩みですね。確かに、直前でキャンセルしまくっては、相手の信用を失いかねないし、つまり社会的信用を失うというか、結構軽そうに見えて重いテーマだと思いました。
一つ私が気づいたことがあります。それは、ドタキャンしてしまうのは全て「他人との予定」だということです。一人で過ごす予定ではなく、他人が絡んでいるということです。
つまり、歯医者さんの予約だったら行きますよね? マシンピラティスのレッスンが入っていたら行きますよね? そういうことです。一人の予定なら行けるはずなんです。
では、なぜ他人との予定をドタキャンしてしまうのか。それは、他人との関わりにご自身が何らかの問題を抱えている可能性が高いと私は踏んでいます。
ここで、私から提案です。これを機に、人間関係について考えてみてはいかがでしょうか。自分の人との関わり方や、友達や同僚について「本当は」どう思っているのかを探ってみましょう。きっと、自分も気づいていなかった自分の本音に出会うことになるはずです。
「本当は」というところをカギかっこにしましたが、「本当はLIST」というのがあります。私が考案しているので全く一般的ではありませんが、本当はっていうのを文頭に書いて、自分の本当の気持ちを書いていくワークです。
「本当はあの同僚にいつも気を遣ってしまう」、「本当はあの友達を楽しませなきゃと過剰に面白そうに振る舞ってしまう」など、いろいろな本音が出てくるはずです。本当は、と文頭につけるだけでこんなに本音が出てくるのかと驚くはずですので、ぜひ試してみてください。
このリストは、本音を押し殺して、自分でさえ気づかない場所に葬ってしまうような人にこそおすすめです。本当は、というこの一言を付け加えるだけで、本音が不思議とするする出てきます。
このリストを使って、「本当はこの人苦手なんだよね」ということが分かれば、誘いを断るというのももちろんアリです。
また、自分自身の人との関わり方自体を見直していく上で、「自分が気を使いすぎて疲れるからドタキャンしてしまう」というような根本原因に辿り着くかもしれません。それはぜひこのリストを使って明らかにしてみてください。
これを機に人間関係を見直し、自分自身がより心地よく過ごせるようになるといいですね。ドタキャンの本当の理由が見つかり、よりよく他人と関われるようになりますように。ご健闘を祈っています。
おのすん/ガンバラナイクリエイター