幸区在住空手選手 「最強姉妹」が福田市長訪問 本田志帆さん、夏さん
極真拳武會川崎元住吉道場(中原区)に所属する幸区戸手在住の本田志帆選手(21)と本田夏選手(15)の姉妹が4月16日、川崎市役所を訪問。古賀裕和副会長とともに福田紀彦市長に昨年の大会の成績を報告した。
大学4年の志帆選手は、11月に行われた「第3回全日本フルコンタクト空手道選手権大会」女子1部重量級で準優勝。前大会のチャンピオンとして出場したが、決勝では判定で敗れた。「力を出し切ることができたので、気持ちはすっきりしている」と志帆選手は話した。
都内の高校(1年)に通う夏選手は、12月の「第12回全日本ジュニアチャンピオンシップ」中学生女子重量級に出場。決勝では得意の突きで判定勝ちし、優勝した。「一度負けたことのある選手との対戦だったので、リベンジすることができてうれしい」と笑顔を見せた。今年の12月に開催する「第13回全日本ジュニアチャンピオンシップ」の出場権を獲得したほか、5月に有明で行われる「第2回国際フルコンタクト空手道選手権大会」で初めて大人と一緒の一般の部に参加することも決まり、「優勝したい」と意気込む。
6歳離れた姉・志帆選手の姿を見て、3歳から空手を始めた夏選手。今では二人で一緒に練習することも多いという。
福田市長は「全国の舞台の重量級で活躍する、まさに最強姉妹。後進のためにも、さらに高みを目指して頑張ってほしい」とエールを送った。