南海・泉北合併で初乗り運賃の二度払いを解消、値下げへ
南海電気鉄道が2025年4月に泉北高速鉄道を吸収合併します。これにともない、現行の泉北高速鉄道線は「南海泉北線」となります。
両社は12月4日、合併後の運賃について、南海・泉北相互間の運賃値下げを実施すると発表しました。
対象区間に南海電鉄の運賃表を適用することで、初乗り運賃の二度払いを解消。普通運賃(大人)で最大150円、通勤定期運賃(大人1か月)で最大12,470円、通学定期運賃(大人1か月)で最大5,640円の値下げとなります。
※南海電鉄の運賃表適用により、現行運賃よりも高くなる場合は現行運賃を維持。
なお、泉北高速内の小児IC運賃(一律50円)は2025年4月1日以降も継続しますが、運賃計算方法の変更により一部区間で現行運賃より高くなる場合があるということです。
このほか、泉北高速内(中百舌鳥駅~和泉中央駅)の普通運賃および定期運賃、光明池駅~和泉中央駅の加算運賃、特急泉北ライナーの特別急行料金、定期特別急行料金に関しては変更はありません。