【血圧に関するデータ】血圧の正常値を知っている人は約6割!正常値を保つコツとは?
こんにちは!メディパレット事務局です。
皆さんは血圧の正常値がどれくらいなのか知っているでしょうか。
「自分の血圧が高いのか低いのかも知らない」という方もいらっしゃるかもしれません。
メディパレットでは477人の方に対して、「血圧の正常値を知っているか」とアンケートを行いました。
その結果、「Yes」が57.0%(272人)、「No」が43.0%(205人)となり、正常値について知っている方とそうでない方では同じくらいということが分かります。
そもそも血圧とは心臓から押し出された血流が血管の壁を押す力のことをいい、特に上腕の動脈にかかる圧力を指しています。
血圧には心臓が収縮して血管に圧力がかかる際の値である「上の血圧(収縮期血圧)」と次に送り出す血液をため込むために心臓が拡張している際の値である「下の血圧(拡張期血圧)」があります。
それではこれらの血圧がどれくらいの値であると正常といえるのでしょうか。
血圧の正常値は病院で測定した場合、「上の血圧が120mmHg未満かつ下の血圧が80mmHg未満」が正常値といえます。
また家庭で血圧を測定した場合にはこの値よりも5mmHg低い値が基準となり、「上の血圧が115mmHg未満かつ下の血圧が75mmHg未満」が正常値となります。
血圧の正常値とは年齢や性別に関係なく、統一された値が設定されています。
それでは血圧が正常値から外れるとどのようなリスクがあるのでしょうか。
血圧が正常値を超え高血圧になると血管が長期間張り詰められ、厚く硬くなる「動脈硬化」が起こります。
動脈硬化が進行すると「心筋梗塞」や「狭心症」「脳梗塞」「脳出血」など重大な病気を引き起こす恐れがあるでしょう。
一方で、一般的には血圧が正常値よりも低く上の血圧が100mmHg未満になると低血圧と診断されます。
低血圧は重大な生活習慣病にはつながることはありませんが、目まいや立ちくらみ、頭痛、倦怠(けんたい)感などが主な症状として現れ、日常生活に支障を来す恐れがあります。
健康に過ごすためにも血圧を正常に保つことが求められるでしょう。
血圧を正常に保つためには、生活習慣を改善する必要があります。
例えば食生活では減塩に取り組んだり飲酒を控えたりすることが重要です。
その他にも定期的に有酸素運動を行い、高血圧の改善を目指すことも有効な方法とされています。
まず血圧が正常値から外れていると分かったら早めに医療機関を受診しましょう。
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【アンケートについて】
調査主体:ロッテメディパレット株式会社
調査設問:「血圧の正常値を知っていますか?」
調査期間:2024年4月1日~4月30日
有効回答:477人
調査方法:アプリ「24kZAP」上のアンケート(インターネット調査)
※本記事で掲載している数値は小数第二位以下を四捨五入して表記しています。