せっかく買ったのになぜ…愛猫が『猫ベッド』を使ってくれない3つの理由 寝てもらうにはどうすれば?
猫が新しく買った猫ベッドを使ってくれない理由
1.知らないにおいに警戒している
猫ベッドから梱包材のにおいやお店のにおいなどがしていて、警戒しているのかもしれません。猫はにおいからいろいろな情報を得ています。そのため、知らないにおいがする猫ベッドには近づかないことがあります。
2.素材、形が気に入らない
ふわふわな生地が好き、サラッとした生地が好きなど、猫にも好みがあるため、猫ベッドの素材や形が合わなかった可能性があります。
季節によって好みが変わることもあります。冬はもこもこした猫ベッドを選び、暑いときは通気性の良いベッド、夏は床で寝ていることが多いということも。そのときの猫の気分も関係しています。さらに、ドーム型や丸型、あご乗せ枕がついたものなど形もさまざまです。
3.ベッドが置かれた場所が好きではない
猫が新しい猫ベッドを気に入っていても、置かれた場所で落ち着いて寝ることができなければ猫ベッドを使わないことがあります。
人がよく通る場所、同居猫に邪魔されやすい場所、暑い寒いなど室温が適温ではない場所などは避けたほうがいいでしょう。
新しい猫ベッドで猫に寝てもらうには
猫ベッドのにおいを落とす
猫ベッドのにおいを警戒しているようなら、部屋の中で数日間干す、天日干しする、洗えるものは一度洗うなどしてみましょう。猫が警戒してしまうにおいが取れて使ってくれるようになる場合があります。
猫のにおいがついたものを使う
猫が使っているブランケットを猫ベッドに乗せてみたり、おもちゃで遊ぶときに猫ベッドの上でおもちゃを動かして遊んだりしてみましょう。自分のにおいがつけば、抵抗がなくなるかもしれません。
飼い主さんが使う
飼い主さんが猫ベッドを枕やクッションにしたりして使っていると、飼い主さんのにおいがついて猫が安心して使うようになることがあります。飼い主さんの行動を猫が見て、新しい猫ベッドに抵抗がなくなっている可能性もあります。
別の素材の敷物をかける
猫の好みに合わせて、猫ベッドサイズの敷物を用意してあげると使ってくれるかもしれません。ふわふわが好きな猫には毛足の長い毛布、ふわふわが苦手な猫にはサラッとした生地や毛足の短い毛布などがおすすめです。
置き場所を変える
静かな場所、いつもいる場所、飼い主さんがいつもいる場所、外を眺められる場所など、猫がリラックスできる場所に置いてみましょう。季節に合わせて、あたたかい場所、涼しい場所など変えてみるのもいいでしょう。
しばらくそのままにする、一度しまう
猫が新しい猫ベッドに慣れるまで置いたままにします。猫の気分やその日の気温などによって使うようになることがあります。もし、ずっと使わない状態が続いたら、一度しまってしばらくしてから出すと、猫が猫ベッドに興味を持って使うということもあります。
まとめ
新しく買った猫ベッドを猫が使ってくれないのは、においや素材に警戒していたり、置き場所が気に入らなかったりしている可能性があります。猫ベッドを干したり、猫や飼い主さんのにおいがつくようにしたりすると安心するかもしれません。猫ベッドの置き場所も猫が落ち着く場所にするなどしてみましょう。