限定販売も! 京都を代表する名ブーランジェリーの工場直売店【京都市中京区】
日本有数のパンの消費量が多い都市・京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。
『きょうとのパンとくらす』では、これまで200店舗近いパン屋さんを訪れた筆者がおすすめするパン屋さんを紹介します。
さて、今回ご紹介するのは、京都を代表するブーランジェリーの工場直売所です。
隠れ家感たっぷりの工場直売所
地下鉄烏丸線・烏丸御池駅から徒歩約10分、西洞院通六角を下がったところにある『ル プチメック OMAKE店』。赤メックや黒メックの愛称で親しまれている、京都屈指の人気ブーランジェリー『ル プチメック』が手がける工場直売店です。
お店の入口は少し目立ちにくいため、西洞院通沿いに設置された立て看板が目印となっています。通りを歩いていると、シンプルながらも存在感のあるこの看板が目に留まり、ここにお店があることを教えてくれます。
小さな売り場にはここでしか購入できないパンも
販売スペースはわずか二畳ほどのコンパクトなスペース。そのため、パンの種類はかなり厳選されていますが、工場直売所ならではのパンが並んでいます。
特に人気のクリームパンやコッペパンサンドは、ここでしか味わえない特別なパン。他の店舗では手に入らないため、リピーターも多い隠れた人気商品です。ふんわり柔らかな食感と優しい味わいは子どもにも大人気。工場直売店ならではの手作り感と、できたてのおいしさが地元の人を魅了しています。
おすすめのパンをご紹介
今回は工場直売所限定のパンの中から、筆者が選んだ家族みんなで楽しめるパンをご紹介します。
(1)クリームパン
『クリームパン』(300円)は、生クリームとカスタードを混ぜた自家製クリームがたっぷりと入ったぜいたくなパン。同店人気No.1の看板商品で、ここでしか味わえない一品。
ひと口いただくと、ふんわりとしたパンから濃厚なカスタードクリームがあふれ出し、その甘さと滑らかさが口いっぱいに広がります。まるでシュークリームを食べているようなぜいたくな食感が楽しめ、一度食べると忘れられないおいしさです。
(2)揚げパン(きな粉)
『揚げパン(きな粉)』(130円)は、懐かしい味わいの揚げパン。通常水と混ぜることが多い生地ですが、同店では牛乳100%の生地を味わえます。ふんわりとした軽やかな食感の生地に、たっぷりとまぶされた甘いきな粉が絶妙に絡みます。
大人にはどこか懐かしく、優しい味わいを感じさせ、子どもには少し新鮮で楽しさを感じさせます。シンプルながらも、家族みんなが笑顔になれる味わいです。
(3)粒あん生クリーム
『粒あん生クリーム』(250円)は、小さなコッペパンに、京都の老舗『中村軒』の粒あんと、滑らかな生クリームをたっぷりとはさみこんだぜいたくなパンです。
あんこの甘さと生クリームのまろやかさが調和し、ふわっとしたコッペパンとの相性も抜群。ひと口いただくごとに、幸せな気分に包まれます。
『OMAKE(おまけ)』と名付けられたこちらの工場直売所は、他の店舗では味わえない特別なパンが数多く揃うので、“おまけ”というにはもったいないお店。中でも一番人気のクリームパンは一度は食べてほしいほどに絶品! 子どもにも大人気で、おやつとしてもぴったりの一品です。皆さんもぜひ一度足を運んで、その魅力を体験してみてはいかがでしょうか。
【店舗詳細】
ル プチメック OMAKE店
住所:京都府京都市中京区池須町418-1
電話番号:075-255-1187
営業時間:9:00~18:00
定休日:なし
取材・文/みやこ
【画像】みやこ
※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。