【Chego】本場の味が楽しめる!大分市片島にある韓国風コーヒースタンド
韓国の街を歩くと、カフェが林立している様子に驚く方が多いのではないでしょうか。
韓国・毎日経済新聞2024年2月掲載記事には、「2023年度の韓国の成人1人当たりのコーヒー消費量は年間405杯で、世界の1人当たり消費量である152杯に比べて2.5倍を上回った。」という話題が取り上げられています。
今回は、そんなコーヒー愛の強い韓国のカフェ文化を大分の地で味わえるコーヒースタンド『Chego(チェゴ)』をご紹介します。
場所
2024年4月7日にオープンした『Chego(チェゴ)』は、大分市片島の住宅街に店を構えます。
オレンジ色の建物が特徴的な「いかりやま温泉」裏側にあるので、場所がわからない方はこちらを目印にしてください。
↓「いかりやま温泉」正面の道路
↓「いかりやま温泉」裏側 ※専用駐車場は緑のコーンが置いてある車道側1番のみです。
『Chego』について
店名の『Chego(チェゴ)』とは、韓国語で「最高(최고)」という意味を持ちます。
鮮やかな青い外壁に掛けられたお洒落なロゴも『Chego』のハングルを組み合わせたものなのだそうです。
店主の中本さんはコロナ禍以前、韓国で4年間語学を学び、韓国国内で働いていた経験を持ちます。
そのため韓国語はお手のもの。店では韓国語対応も可能です。
店内には3席イートインスペースが用意されています。
『Chego』では、店内に流れる中本さんが選んだコアな韓国の音楽を楽しめるのも醍醐味です。
中本さんの最近お気に入りの歌手は、シンガーソングライターYoonJiyoung(ユン・ジヨン)さんなのだそう。
メニュー
『Chego』には、韓国で定番となっているメニューが並びます。
内容は、韓国の若者たちの間で人気なエスプレッソをべースにした「アメリカーノ(500円)」を始め、「カフェラテ(550円)」など。
宇佐市安心院町で無農薬栽培のコーヒー豆を焙煎する「ゆらぎ珈琲舎」の豆を使った「ハンドドリップ(700円)」も人気です。
こちらはカフェインを含まない"デカフェ"なのですが、普通のコーヒーに比べて味が薄い・弱いことの多いデカフェのイメージを覆すほど、しっかりコクのある美味しいコーヒーとなっているので、中本さんもおすすめの一品なのだそうです。
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またコーヒー以外にも、韓国のカフェで人気を誇る「ユズエイド(550円)」や、アルコールでは「ビール(400円)」も用意されています。
隣のいかりやま温泉にはサウナもあるようなので、温泉の帰りにサウナドリンク「オロポ(350円)」を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。
ドルチェラテ(練乳)
美味しそうなドリンクが並ぶ中、中本さんにおすすめしていただき「ドルチェラテ(600円)」をいただいてきました!
聞き馴染みのないドリンクですが、スターバックスで"韓国限定メニュー"として大ヒットし、韓国で最も愛されているコーヒーの1つなのだそうです。
エスプレッソとミルクを混ぜたカフェラテに、練乳の甘みを加えたという「ドルチェラテ」。
練乳と聞き濃厚で甘みの強いものを想像していたのですが、飲んでみると今までに味わったことのない優しくまろやかな甘さがエスプレッソのコク深い苦味をまとったカフェラテを包み込んでいて美味しい!後味もすっきりとしていてクセになる味わいです。
ゴクゴク飲みたくなる「ドルチェラテ」は、ホットでの提供も行なっています。
私は今回アイスでいただきましたが、中本さんは"氷が溶けても美味しいドリンク"を提供するため、氷にもこだわっているそうです。
グルテンフリーの焼き菓子
『Chego』では、ドリンクの他に焼き菓子も販売しているんです。
下の写真は、オートミールと、血糖値の急激な上昇を防ぎ体にやさしい甘さを持つアガベシロップ、ナッツ類などで作った「自家製グラノーラ(300円)」。
またこの日は、米粉と北海道よつ葉バター、てんさい糖などを使ったグルテンフリーの「アメリカンクッキー(250円)」(写真:左)と「シンプルクッキー(100円)」(写真:右)も並んでいました。
中本さんが体にいい材料で手作りした手に取りやすい価格の美味しいお菓子は、コーヒーのおともに最適です。
みなさんも韓国で生活してきた中本さんが営むコーヒースタンド『Chego』で、大分県にいながら本場・韓国のカフェ文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
営業時間は、平日9時30分から、土日祝日10時からとなっていますが、詳細はInstagramでのお知らせとなるということですので訪れる際はチェックしてみてくださいね。