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<母に愛されたい!>孫にお祝いをくれないのはなぜ?私を愛していないから?母への不満【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私(サキ)は小学4年生と1年生の子どもと夫のツヨシの4人で暮らしています。自宅は実家から電車で1時間ほど。ツヨシの仕事の都合で決めました。 頼れる親戚や友達は近くにいないけど、母は子育ての相談など困ったときは話を聞いてくれる優しい母です。また、私も仕事をしていて、子どもの急な体調不良などでどうしても仕事を休めないときは母が手伝いにきてくれます。でも、昔から私は母に、ある不満を抱いています。その不満が大きくなると、ついひどい対応をしてしまうことがあるのです。

母は私が悩んでいるときは、こうやって電話で相談や愚痴を聞いてくれます。母からの共感やアドバイスで心が軽くなったことも何度もあるのです。それに子どもの体調不良で仕事の調整がつかないときなども、どうしてもといえば快くきてくれます。しかし……。

私は誕生日なのにお祝いをしてくれない母に不満があるのです。ママ友は両親と子どもの三世代でお出かけもしている様子なのに、私の母はそのようなことをしません。

母の行動を見ていると、母が孫を含め私のことを大切にしてくれていないと感じてしまいます。実家には未婚で無職の姉(アイ)が住んでいます。父は数年前に他界しました。

夏休みや年末年始に、母と子どもが遊ぶ姿を見たい、交流したいと思うのは自然な感情ではないでしょうか。

長期休みに会えないのなら他の部分で愛情を実感させてほしい、と思ってしまいます。母は私の結婚後から私の誕生日などはもちろん、子どもたちの運動会、誕生日などのイベントはほとんどスルーし、お祝いはしてくれないのです。一度だけ、上の子が小学校に入学するときに大きなクマのぬいぐるみをプレゼントしてくれました。上の子はすっかり飽きてしまいましたが、私は母からもらったものは今でも寝室に飾って大事にしています。

母にとっては孫の、大事な入学式です。メッセージだけ返ってくるなんて、あまりにも冷たいのではと思ってしまいます。5月になっても「何か送られてくるのでは?」と気にして過ごしていました。けれども何もなく……。

昔から母が姉につきっきりなことは気にはなっていました。けれど子どもの頃は「私がしっかりしているからだ」「孫が生まれたら変わってくれるはず」と、信じて疑っていなかったのです。でも、孫が生まれても母は変わりませんでした。私が母に期待するたびに、母は私を裏切るような行動をします。孫の成長を一緒に喜んだり、お祝いごとを一緒に企画したりしたいという私の願いは、欲張りなのでしょうか。子どもたちが母との交流を望むたびに申し訳なく感じてしまいます。

母との関係になやむ私「ツライなら離れればいい!」夫のアドバイス

私は夫に思っていたことを話しました。話し始めると止まらず、自分でも混乱します。夫は相槌をうちながら、私の話を聞いてくれました。

私は決して、お祝いという「物」がほしいわけではありません。お祝いのタイミングで祝ってくれるという、母の心遣いがほしいのです。母の気持ちもわからないので、余計モヤモヤしてしまいます。私の話を聞いた夫は冷静でした。

私が母に執着している? 夫の言葉にびっくりしました。

私は、「母は思いやりがない」「母は私の心を満たしてくれない」と感じていました。これは私の感じ方に問題があったのでしょうか。

夫の言いたいことはわかります。でも、なぜ母はいつも姉を大切にするのでしょう。私だって、母から大切にされたい。そう思うのはいけないことなのでしょうか。私は母を大切に思う一方で、期待していた通りにならないとひどく傷ついてしまうのです。

実の母と離れる? 夫はまた、私には思いつかないことを言いました。私を生んで育ててくれた母から離れるなんて……。

つらい思いをしているのなら、母から離れたほうがいいと夫は言います。夫のアドバイスは私にとって考えたことがない視点で、ひどく戸惑いました。しかし、私が母に執着して一方的につらくなっているのであれば、離れたほうがよいのかもしれません。夫は、私の母への気持ちは「執着」だとも言いました。私の寂しさや不満は、私が一方的に母への気持ちを募らせているからなのでしょうか。もしかしたら私は、自分の心が楽になるように行動するべきなのかもしれません。

ずっと満たされなかった心「お母さん……サヨナラ」執着心を捨てる

私は母に執着しているのでしょうか。姉ばかり母に愛されて不公平と思っているのは……確かです。

夫や子どもたちは私を愛してくれています。でもどうして私はこんなにも満足できないのか。どうして母に愛されないのか。それから私はつらいけれど、母に連絡することを控えました。そして自分の気持ちと向き合うため、友人とランチへ行ったり、読書をしたり、母のことを考えない時間を作ってみました。

社交辞令のような言葉はくれますが、私が子どもたちのお祝いを望んでいると知った今も何もプレゼントを贈ってくることはありません。誕生日当日にはメッセージも届かず、思い出したかのように3日後にお祝いのLINEが届きました。母に会いたくなるときもあるし、お祝いがこないときはやっぱり今でもガッカリするけど、今自分の目の前にいる夫や子どもたち、そして自分の時間を大切にするようにしています。

私の心を満たし、私を大切にしてくれる存在は母以外にもいました。それは夫と子どもたちです。

私は母からの愛情を求めすぎていたのかもしれません。

もしかしたら母は母なりに私を愛してくれていたのかもしれません。けれど母といる限り、私は私が望む愛情を貰えず苦しいだけでした。そして、その苦しさを母にぶつけて自己嫌悪して悩む日々……。私にとっても母にとっても、よい関係を築けていたとは言えないでしょう。夫のアドバイス通り、今後は母への執着心を捨て、私を大切にしてくれる家族や人を大切にしていきたいと思っています。私が母に抱いていた寂しさや不満を誰かに向けるのではなく、自分を満たす方法や関係性を見つけていこうと思います。


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