セクシー抜きでも楽しめたクライマックス!? 久保ユリカさん&粕谷大介さんが『履いてください、鷹峰さん』らしさ全開のギリギリトークを披露した「未だ穢れ知らぬ乙女ver」最終話先行上映会レポート
下着を脱ぐと時間を巻き戻す能力を持つ鷹峰さんと、彼女の秘密を偶然知ってしまったクラスメイトの白田くんによる、ハラハラドキドキのラブコメ『履いてください、鷹峰さん』。放送中のTVアニメは遂にクライマックス!
最終話の放送に先駆けて、更に「未だ穢れ知らぬ乙女ver」(完全無修正版)をみんなで劇場で鑑賞するイベントが2025年6月14日、東京・池袋HUMAXシネマズで開催!
第11話と第12話の上映後には鷹峰役の久保ユリカさんと白田役の粕谷大介さんによるトークショーも行われました。初回放送に先駆けた先行上映会で「最終回の先行上映会もできたら」と語っていた久保さんの願いが実現したイベント模様をお届けします!
【写真】『履いてください、鷹峰さん』久保ユリカ&粕谷大介ら出演の最終話先行上映会レポート
『鷹峰さん』を愛する紳士淑女の前で久保さんと粕谷さんがトーク!
学校の文化祭で舞台を披露することになった鷹峰と白田がドタバタを繰り広げつつ、クライマックスに相応しいドキドキの展開を見せてくれた第11話&第12話。第11話はすでに放送済みですが、デフォルメされた白田くんの出番が少なめな「未だ穢れ知らぬ乙女ver.」を劇場のスクリーンで体感できるというファンにとっては最高の時間となった本上映会。
本編の上映が終わると、OP曲「Baby Baby Baby」が流れる中、鷹峰高嶺役の久保ユリカさんと白田孝志役の粕谷大介さんが登壇し大きな拍手が起こります。
早速、久保さんと粕谷さんはあいさつがわりの軽快なトークを展開していきます。そのなかで「この前の先行上映会は第1話から第3話でしたが、今回上映するのは最終回。好きな人しか来ていないので楽しみですし、すごく盛り上がるんじゃないかなと思っています」と語る粕谷さん。
さらに久保さんが客席に向かって前回の先行上映会にも参加した方、と尋ねると、たくさんの手が挙がりそれぞれ驚きをあらわにします。司会から約200人来場されたことを聞くと「スケベがいっぱいで(笑)」と不敵な笑みを見せました。
しかしラブコメ要素満載の第11話と第12話については「紳士じゃなくても観られたのではないでしょうか? もはや物足りなさを感じるくらいで、続きを観たくなるようなお話でした」(久保)、「恋愛ドラマが中心でしたからね」(粕谷)、と振り返ると、客席からも満足そうな拍手が起きました。
ここで全話を振り返った久保さんと粕谷さんのお気に入りシーンを発表。まず粕谷さんが挙げたのは、第11話の文化祭前夜の屋上での鷹峰と白田のシーン。粕谷さんは「文化祭の前日が好きなんです。休みの日よりもその前日のほうがワクワクするし、好きな人と夜の学校の屋上にいるのってめちゃめちゃテンション高くなりませんか?」と語りつつ、「あと白田くんは気付かなかったけど羨ましいなと。こういう高校生活ができたらいいなという意味もあるし、鈍感なままのふたりを見ていたくて」と、まだ恋愛が成就しきっていないふたりの関係性に言及しました。
続いて久保さんが自身の選んだシーンを発表すると「逆側です」と、まさに同じ屋上のシーンで鷹峰が白田を観ている視点のカットがスクリーンに映って場内は爆笑。久保さんは「こんなことあるんだ!? でもこの目線がめっちゃいいなって。そして鷹峰さんが言いたくても言えないところが美しいし、かわいくて。白田くんも鈍感すぎて、鷹峰さんのくしゃみに意識がいってしまって、『すみません』と上着を貸す感じもクローゼットレベルも上がっているなと(笑)」。
また、お気に入りシーンをもう1つずつ選んだそうで、今度は久保さんから発表。第12話で鷹峰がシンデレラとしてソロ歌唱しているドレスのスカートの中で、白田が下着を必死に付けようとするシーンが映し出されます。
「悩んだんですけど、おもしろいところも『鷹峰さん』の良さですし、原作を読んだ時から好きなシーンでした。でもアニメで観たら想像以上に鷹峰さんが動いていてツボで(笑)。歌詞で下着が入っている位置を白田くんに教えてあげるのも込みで、いい意味でバカバカしくて好きなんです(笑)」(久保)。
粕谷さんもうなずきながら「鷹峰さんは非協力的で。白田くんの移動も……」と言ってひざをつきながら移動するそぶりを再現する粕谷さん。またMCが「スタッフ陣もチェック時に観て笑っていました」とエピソードを披露すると「私も原作を読んでいたからわかっていたのに、ふふんって笑っちゃった」と喜ぶ久保さんでした。
粕谷さんが選んだお気に入りエピソードは……またも同じシーンで「こんなことあります!? 全話の中からお気に入りシーンを選んだのに2つとも同じって(笑)」と驚く粕谷さん。
「12話を通して『この2人、何してるの?』というシーンがたくさんありましたが、その最たるのがこのシーンでした。あと描かれていなかったけど、暗転中(ステージの照明が消えている状態)に、白田くんをスカートの中に隠している様子を想像するとおもしろくなっちゃって」と説明する粕谷さんに、久保さんは「お尻を見て初めて気付いたけど、気付くでしょ!?って。あとお尻って近くで見るとこんな感じなんだなって。(MCを見て)ここは地上波だとお尻の割れ目のところに(デフォルメ化した)白田くんが入るんですよ。『クレ●ンし●ちゃん』はいいのに!(笑)」と会場の笑いを誘いました。
粕谷さんいわく「自分と久保さんは鷹峰さんと白田くんの関係に近い」
次のトークテーマは今だから話せる収録秘話について。基本的にずっと2人で収録されていたそうで、その収録も終わった今、「『鷹峰さん』のイベントもこれで最後と思ったら……」としみじみ語っていた久保さんは、MCの不審な表情を見逃さず、「えっ!? 何かあるんですか!?」と追及。
MCが「おそらく最後になるかなと思いますが、皆様の応援によっては……」と説明すると、「何だろう? 真夜中の一気見上映だ! あと私たち第2期もやりたいし。『鷹峰さん』関連は口に出せば何となく実現していて!」(久保)、「この最終回の先行上映も、初回の先行上映の時に久保さんが言っていて」(粕谷)、「そうそう! 言ったら叶いそうだし、言うのはタダだから(笑)。今は何も決まっていないんですけど、できたらいいですね。これからDVD、BD、無修正版を買っていただいてね……」(久保)、「エターナルバージンロード版です」(MC)、「ここまでおっぱいとかお尻とか平気で言われてましたけど、もう麻痺しているのかもしれません(笑)」(粕谷)。
「さっきもタクシーの中で『私に送られてきたのは無修正版じゃなかったんですけど』と言っちゃって。運転手さんは『おや?』と思ったかも(笑)。粕谷さんは無修正が来ました?」(久保)、「僕も一緒です」(粕谷)、「じゃあNO無修正!」(久保)、「何回言うんですか!?」(粕谷)、「ここならいいのかなって。このイベントは配信もされていないので。みんなが例えSNSでつぶやいても『勝手に言っているだけです。知りません』と言うしかないだけで」(久保)。すみません。記事にはなります。
「この先の二人が気になります。原作もまだ続いていますし」と話すと、MCが第12話のラストシーンはアニメオリジナルであることを説明。「先が想像できていいですよね。あとは皆様のお力で何卒よろしくお願いします」と久保さん。粕谷さんも「スタッフさんとお会いするたび久保さんと『第2期があればいいですね』と話しているんです」と続けると、久保さんからは「圧をかけないとね。第2期をやらないのに、この終わり方はちょっとね、って(笑)」。
ここで久保さんと粕谷さんの関係性の話題も。粕谷さんは、久保さんという大先輩とふたりでTVアニメのメインの声優を務めることに対してかなり緊張していたそうで、「鷹峰さんと白田くんの関係に近いんじゃないかなと思っていました」と振り返ります。
一方で、白田くんを演じる上では良い緊張感で臨めたとも心境を吐露し、「久保さんは良い先輩で、優しく気を遣ってくださっているのも伝わっていました……今後もよろしくお願いします」と感謝を述べる心温まる一幕も見られました。
そして、告知コーナーを挟み最後に二人からメッセージが送られイベントは終了となりました。
粕谷さん
僕にとっていろいろな初めてが詰まった作品でした。役者としてすごく思い入れがあるし、楽しくて幸せな時間でした。またできれば白田君を演じたいです。BDやDVDをお手元に置いていただいたり、SNSで第2期を求める声をつぶやいていただいて、僕の夢を叶えてもらえたら嬉しいです。今後も一緒に盛り上げてくださったら嬉しいです。
久保さん
笑いもセクシーもラブコメわかる皆さんが集まってくださって嬉しいです。また皆さんと集まる機会があれば嬉しいです。引き続き『鷹峰さん』を応援してください!
《鷹峰高嶺 抱き枕カバー付き完全数量限定版》【Blu-ray】
2025年8月27日(水)発売
【品番】
Blu-ray:KAXA-9012
【価格】
Blu-ray:25,300円(税抜価格23,000円)
【収録内容】
第5話~第8話《未だ穢れ知らぬ乙女ver.》
封入特典:限定版特典
◆鷹峰高嶺 抱き枕カバー
◆原作・柊 裕一描き下ろしデジパック
◆原作・柊 裕一描き下ろしブロマイド
※原作・柊 裕一描き下ろしデジパックのイラストの裸Ver.を使用
◆特製クリアケース
◆特製ブックレット
◆ノンクレジットED
◆WEB予告(第5話~第8話)