【決算】ツインバードが減収減益 一方26年2月期は増益見込む
ツインバード
株式会社ツインバード(新潟県燕市)は4月14日、2025年2月期決算短信(非連結)を発表した。
売上高は100億6,000万円(前年同期比2.4%減)、営業利益は400万円(同96.4%減)、経常利益は4,200万円(同74.8%減)、当期純損失は1億200万円(前年同期は1億800万円の利益)となった。
家電事業の売上高は96億3,700万円で前年同期比0.3%減収、セグメント利益は6億4,800万円で前年同期比22.5%減益。大型OEM製品の出荷が前期に完了した影響により前年同期から減収。一方で新製品導入により好調な調理家電や、インバウンド需要に対応したホテル向け製品、病院向け業務用冷蔵庫などの売上は増加した。
FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)事業の売上高は4億2,300万円で前年同期比33.1%減収、セグメント利益は1億2,100万円で前年同期比26.5%減益となった。
消費行動の多様化により新生活の物販が低調だった。また、病院用冷蔵庫の期末案件が期末までに獲得できず、下期は前年同期比で増収に転じたが、上期の減収を挽回できず通期では減収だった。売上高の減収に加えて、冷蔵庫や洗濯機などの在庫が増加し、委託倉庫代を含む物流費が当初予算を超過したことなどにより、営業利益は前期比で減益となった。
次期の通期業績予想は、売上高が105億円(前期比4.4%増)、営業利益1億5,000万円(同1億4,500万円増)、経常利益1億2,000万円(同185.4%増)、当期純利益1億円(同2億200万円増)を見込む。
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