タイムアウトが「2025年、世界で注目するべき25のこと」を発表
2025年が目前に迫っている。年末ムードが高まる中、すでに多くの人が来年の旅行計画を立てるのに忙しいかもしれないが、こちらに目を向けてほしい。
タイムアウトが厳選した「2025年、世界で注目するべき25のこと」(英語版)が公開されたのだ。
これは我々が世界中を見渡し、2025年1月から楽しめる最高にクールで、ユニークかつ冒険的なイベントや新規オープン、そのほかの旅行きっかけとなりそうな出来事を探し出してまとめたもの。この情報さえあれば、次の一年の旅先を決めるための十分なヒントが得られるだろう。
そして、2025年に最も注目するべきことに選ばれたのが、四半世紀ごとにローマ全体で開催される壮大で神聖な祝祭。2024年のクリスマスイブにバチカンで幕を開け、2026年1月の第1週に閉幕する予定の「聖年」だ。年間を通して、ローマでは行進やミサ、神殿や聖地の無料開放、巡礼などのイベントが多く計画されている。
この大事な一年のため、ローマではすでに数カ月前から準備が進められてきた。例えば、「トレビの泉」の改修工事。これにより、残念な思いをした不運な観光客もいたに違いない。
さらに、3500万人もの巡礼者がローマに訪れる前に、「カーボナーラ協定」のような、食べ物の価格を守るための施策が導入する可能性もあるという。
我々のリストで2位になったのは、オーストラリアのマレー川沿いに新しく整備されるトレイルコース。第3位には、ロッテルダムにオープンする移住をテーマにしたアートスペースが入った。
また、日本関連では2025年4月に開幕する「大阪・関西万博」(20位)と2025年3月にオープンする「タイムアウトマーケット大阪」(25位)が紹介されている。