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静岡県に住む転職者の本音 給与より仕事内容を重視 退社を考えたきっかけ1位は?

Shizuoka

■転職考えたきっかけ 職場の人間関係が28.8%でトップ

売り手市場が続き、転職希望者は増加している。総務省の労働力調査では転職希望者が昨年、初めて1000万人を超えた。静岡県に住む転職者に限定したアンケートによると、転職を考えたきっかけは「人間関係への不満」が最も多かった。企業への応募を決めた理由は給与や勤務時間よりも仕事内容が上回った。

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静岡県に本社を置いて採用を支援する「チームフォワード」は、2022年1月以降に転職経験がある静岡県在住者に限定したアンケートを実施した。その結果、転職を考えたきっかけのトップは「職場の人間関係に不満があった」がトップだった。アンケートは単一回答式で、全体の28.8%を占めた。

次いで、「給与が低かった」が19.1%、「仕事内容に不満があった」が12.3%となった。8つの選択肢のうち、「休日や残業時間などの待遇に不満があった」と「会社や事業の将来性、安定性に不満があった」は最も割合が低く、6.8%だった。

求人票や求人広告を見て応募を決める要因は、単一回答で「仕事内容」が30.1%で最多となった。「勤務時間」が13.6%、「通勤時間」が13.6%と続き、「月給」の11.0%と「年収」の4.7%といった給与面よりも高かった。「会社PR」を選んだ人は1人もいなかった。

最終的に転職先を決めた理由は「希望の勤務地だった」が20.3%で最も高かった。次いで、「仕事内容に魅力を感じた」が17.0%、「職場の人間関係が良さそうだった」が15.7%となっている。

入社の決定には「応募後の対応が早い」、「企業や業務について説明がある」、「入社日希望に柔軟に対応してくれる」が上位を占めた。求職者が仕事を選べる売り手市場の状況は、企業側にとっては人材獲得が難しくなる。転職者の本音は採用のヒントになる。

今回の調査はインターネットを通じて3月7日から18日まで本調査、事前にスクリーニング調査を実施している。スクリーニング調査は静岡県に住む10~40代の3000人、本調査は2022年1月以降に転職した236人を対象としている。

(SHIZUOKA Life編集部)

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