贅沢貧乏、新作公演のタイトルは『おわるのをまっている』 メインビジュアル、全公演情報も解禁
2024年12月7日(土)~15日(日)シアタートラムにて、贅沢貧乏による新作公演が上演されること発表されていたが、この度、タイトル・メインビジュアルが決定した。
贅沢貧乏は2012年に作家・演出家・俳優の山田由梨が旗揚げし、俳優の大竹このみ、田島ゆみか、青山祥子、制作の堀朝美の5名が所属している劇団。舞台と客席、現実と異世界、正常と狂気の境界線をシームレスに行き来しながら、現代の日本社会が抱える問題を奔放な想像力と多彩な手法でポップに浮かび上がらせる作風を特徴とし、様々な場所や演目を上演してきた。
本作は岸田國士戯曲賞にノミネートされた『ミクスチュア』以来、5年ぶりの書き下ろし新作となり、世田谷パブリックシアターとのフィーチャード・シアター(提携公演)として実施。白井晃芸術監督が新設する若手カンパニーをサポートする枠組み「フィーチャード・シアター」の初年度カンパニー公演となる(2024年度は「スペースノットブランク」「贅沢貧乏」が上演)。
山田由梨が本作で描くのは、人間の「不調」について。自身の「不調」の経験をもとに、切実でコミカルな「鬱コメディ」を描きながら、不調な人でも観ることができるやさしい公演を目指す。
この度、本作のタイトル、メインビジュアル、全公演情報が解禁となった。公演タイトルは『おわるのをまっている』。メインビジュアルを担当したのは白村玲子。ニードルと鉛筆を用いる独自の技法で注目を集めているイラストレーターだ。今回のストーリーのモチーフとなる「ホテル」と「靴下」を描いたビジュアルが公開され、チラシも2種類制作される。
さらに本公演では、8日(日)と9日(月)にアフタートークも予定され、haru.(クリエイティブディレクター)、伊藤紺(歌人)8日(日)14:00回、白井晃(世田谷パブリックシアター芸術監督)9日(月)19:00回がゲストとして登壇する。