【家事が楽になる!間取りアイデア10選】劇的に変わる家事楽動線をご紹介
間取りや動線づくりは、快適な暮らしのために欠かせない要素。お家づくりのちょっとした工夫で、共働きや子育て世帯で住み心地の良い家を実現できます。今回は、家づくりの際に取り入れたい!間取り・動線のチェックポイントをご紹介。共働き世帯や子育て世帯でお家づくりを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
家事楽な間取り・動線アイデア10選
ここでは家事楽な間取りや動線アイデアを10点ご紹介します。
1.ダイニングとキッチンをつなげる
ダイニングとキッチンをつなげて横一列の動線にした間取りは、最近人気の動線となっています。キッチンでつくった料理をスライドするようにダイニングスペースへ持って行ったり、ダイニングスペースで食べ終わった食器をキッチンへとスライドするように下げるなど、横一列の動線を取っています。 この動線の肝は、「横一列」であることです。キッチンとダイニングが向かい合っている、いわゆる対面キッチンの場合は配膳や片づけの際、キッチン・ダイニングスペースのそれぞれに回り込む必要があります。家事楽な動線を考える際に大切なのは、「移動距離」。このちょっとした移動距離を省くことで、暮らしにゆとりが生まれるのです。
2.玄関や勝手口がパントリーとつながる
キッチンの貯蔵庫であるパントリーを設けると、キッチンや水回りで貯蓄しておきたい物をストックできる便利な空間をつくることができます。パントリーは玄関や勝手口とつながるにようしておくと、買い物から帰ってきた後にそのままパントリーへ直行できるため大変便利です。 とくにキッチンから玄関までの距離が遠い場合などは、勝手口をパントリーに設けておくのがおすすめ。買い物袋を両手に持ってふさがっているときも、負担を軽減できます。
3.キッチンとお風呂などの水回りスペースを近づける
キッチンとお風呂などの水回りスペースを近づけると、小さな子どもがお風呂に入っているときも確認しながら料理ができるなど、大変便利。また水回りスペースを近づけることで、施工費の削減につながることもあります。
4.玄関から各居室へつながる動線
玄関から各居室へつながりやすい動線にすることで、各部屋への移動距離を省くことができます。とくに玄関からリビングへの動線が遠いと、買い物後や子どもを抱っこして帰宅する際に不便ですよね。間取りに余裕があるのであれば玄関から各居室へつながることで、移動距離を全体的に減らすことができるのです。
5.コンセントを多めに設置する
コンセントを多めに設置しておくのも家づくりの際のポイント。「ここは使うか分からない」と思っても、ある程度均等な距離にコンセントを設置することで、思わぬところで活用できる可能性があります。またコンセントが足りないとその都度延長コードを設置しなければいけなかったり、延長コードに延長コードをつなげてたこ足回線になってしまい火事のリスクが高まるというケースもあります。気持ち的に多めに設置しておくのがおすすめです。
6.ファミリークロークを水回りスペース付近に設置する
家族の衣類を収納できるファミリークロークを設置しておくと、水回りスペースの洗濯動線を快適なものにできます。洗う→干す→収納するというこの一連の流れの終着点である「収納」をファミリークロークでまかなうことで、洗濯動線を一部屋で完結できます。 またファミリークロークを水回りスペースに設置し各自で着替えを取っていく仕組みにすることで、家族みんなが自分のことは自分でできるようになります。
7.リビングにスタディコーナーを設ける
子どもが小さい頃は自分の家事やちょっとしたワークスペース、子どもが大きくなれば子どもの勉強スペース…というように、リビングにスタディコーナーを設けておくと汎用的な使い方ができるためおすすめです。今はやっているリビング勉強にも対応できるでしょう。
8.物を使う場所に収納場所をつくる
家が散らかってしまう要因は、物を収納する場所が決まっていないから。物を収納する場所がきちんと決まっていれば、散らかることはありません。 たとえば外でも使うような日曜大工や子どものベビーカーはシューズクロークへ、家族みんなが使う小物や家族あての郵便物などの書類はリビングの収納スペース、明日着用する肌着は脱衣スペース…というように物を使う場所に応じて収納場所をつくることで、あまり片付けを要しないスッキリとした部屋に仕上がります。
9.ファミリークロークはラックなどを活用する
ファミリークロークはハンガータイプを活用することで、洗濯後干したものをそのままハンガーに吊り下げられます。干し終わり次第都度洗濯物をたたむ必要がないため、洗濯にかかる負担を著しく軽減できます。
10.人感センサーの照明を用いる
意外にも家づくりの際に難しいのが、照明計画。スイッチを適切なところに設けないと、部屋が真っ暗なままほかの部屋に移動しないといけない…といったような失敗例も。そういった失敗例を防ぐには、人感センサーでの照明を取り入れるのがおすすめ。スイッチをオンオフする手間が省けるほか、照明の切り忘れといった事態も防げます。
まとめ
今回は、家事負担を軽減する間取り・動線づくりのポイントについて解説しました!ぜひお家づくりの参考にしてみてくださいね。