新鮮なのが一目で分かる!三宮でひときわ賑わう八百屋『わノクニファーム』人気の秘密 神戸市
色鮮やかで艶があり、見るからに新鮮な野菜や果物。今回取材させていただいた八百屋『わノクニファーム』(神戸市中央区)には、そんな商品がズラリと並び、近くを通るたび多くの人でにぎわっています。
ショッピング中でも思わず足を止め、購入したくなるような野菜や果物の秘密とは?そのこだわりを取材してきました。
同店は香川県三豊市でベビーリーフを栽培している農家『わノクニファーム』が運営する八百屋さん。これまでは卸が中心で、一般向け常設店のオープンは今回が初めてなのだそう。
なぜ三宮でオープンすることになったのか、それは10年以上、休日に神戸で少年サッカーのコーチを務めているという“神戸との縁”にありました。
「子供たちの様子を見ていて、食事へのこだわりが薄いなと感じることがありました」と話すのは店主の井上さん。「一般消費者の方にも新鮮な野菜を届けることで、食育活動ができたら」との想いがあり、オープンすることが決まったそう。
展開しているのは四国をはじめ、全国で採れた野菜や果物。すべての農家の元へ足を運び、その作り方や特徴などを見極めたうえで店に並べているのだとか。野菜や果物はどれも艶があり、美しく活き活きとしています。
また一番こだわりをもっているのが“フードロス”の観点。「店で売れなかったものだけでなく、家で食べきれずに廃棄しているというケースも多いので、ここでは多くの商品が1つから購入できるようになっています」とのこと。
1人暮らしだと家で泣く泣く処分してしまうことがあったので、これは嬉しい!実際に「1つから購入できるのはありがたい」という声も多いそうです。
また、11月からは三宮にあるステーキ店『KOBE STEAK Tsubasa』とのコラボ企画として、野菜たっぷりのカレー弁当を販売予定。その後は三宮の定食店『ごはんや ちい 一汁千菜』とのコラボ弁当も店頭販売される予定なのだとか!
近くで働いているという人やなかなか料理をする機会がないという人も、おいしい野菜をお得にいただけるチャンスとなりそうです♪
そんな同店の“推し野菜”は、自社で栽培しているベビーリーフ。一般的には路地栽培が多いというベビーリーフですが、水耕栽培を行っているため柔らかいのが特徴なのだとか。ブレンドされた野菜も10種類と多く、栄養価の高さも自慢とのこと。
実際にいただいたのですが本当に柔らかくて食べやすく、程よい苦みも感じられて感動するおいしさでした!手軽に野菜を食べられるのも嬉しいです。
またこれから冬の季節にかけては「”農業の天才・テッペイ”が手がけたトレヴィスがおすすめ!」なのだとか。それ以外にもどんなお野菜が並ぶのか、楽しみになった記者なのでした♡
「今後は子供食堂なども行っていきたいと考えています。地域貢献のできる場所にしていけたら」と井上さん。季節に合わせた旬の食材を探すとき、ぜひ訪れたいお店だなと感じました。
場所
わノクニファーム
(神戸市中央区三宮町1丁目4-20)
時間
11:00~19:30