千葉ジェッツふなばし 夢の三冠に肉薄!Bリーグ2023‐2024シーズン
今季の千葉ジェッツは、天皇杯と東アジアスーパーリーグ(以下EASL)の2冠を獲得。
B.LEAGUE 2023-24 CHAMPIONSHIP(以下CS)では準決勝で敗退したものの、最後まで「前人未踏の3冠達成」の夢を見せてくれた、激動のシーズンでした。
写真提供:©CHIBAJETS FUNABASHI
記事内敬称略
情報は2024年6月6日時点のものです
まるでドラマ! 崖っぷちからの巻き返し!
過密日程の影響もあり、Bリーグ前半は大苦戦。
上位8チームで戦うCS進出も危ぶまれましたが、現役豪州代表ゼイビア・クックスの緊急補強、クリストファー・スミスの電撃復帰などで最後の1枠に滑り込み!
CS準々決勝では死闘の末、最強の宿敵宇都宮を撃破。
名勝負に心震えました…
【TOPICS】ホームアリーナの新名物
勝ちゲームの後に行われる「勝利のジェッツ締め」。
新担当トビン マーカス海舟がアリーナをコンサート会場のように盛り上げ、新名物になりました。
過密スケジュールの中、激闘で2冠を勝ち取ったメンバーたち
#2 キャプテン 富樫勇樹
Bリーグに、代表活動に、男子バスケ界の顔としてのメディア対応に…と休むことなく走り続ける小さな巨人。
1バスケファンとして、ブースターのSNSにもひょっこり登場するおちゃめな一面も。
B.LEAGUE AWARD SHOW 2023-24において、8年連続レギュラーシーズンベストファイブ選出。
#3 小川麻斗
熱いディフェンスで会場から自然発生的に湧き起こる「あさと!」「あさと!」の声炎がますますコートを熱くする!
勝負所で決める3ポイントや、稲妻のようにコートを駆け抜けるドライブにココロたぎったブースターも多いのでは。
#5 ジャスティン・マッツ
新卒で千葉ジェッツに入団したルーキー。
残念ながらシーズン途中でチームを離れることとなったが、EASL予選リーグ突破の陰には、間違いなく彼の貢献もあった。
#9 二上耀(ひかる)
今シーズンもケガに泣いたが、再びチームに帯同するとチームメイトを明るく鼓舞し続けた。
来シーズンはコートを駆ける「ひかるん」に声炎を送りたい…と、ブースターは復帰を心待ちにしている。
チーム配信動画によれば、課題だった英語力はだいぶ向上している様子がうかがえた。
#10 ゼイビア・クックス
ワールドカップで日本代表と対戦したオーストラリア代表の中心選手。
リーグ前半、苦戦を強いられていたジェッツに途中入団すると、救世主のごとくチームを2冠へ導いた。
#11 西村文男
在籍10年、チーム最古参のベテラン。
メディアによる「ベテラン」呼びをけん制し、自ら「ミスター・ジェッツ」を名乗った。
そんな「ふーみん」らしいウイットに富んだコメントの真意は、より強い覚悟でチームを背負って立つ、という決意からくるものだ。
#12 金近廉
B.LEAGUE モテ男No.1、B.LEAGUE AWARD SHOW 2023-24新人賞の個人2冠を獲得した黄金ルーキー。
彼の描く3ポイントの軌跡は「恋する放物線」と呼ばれ、見る者の心を奪わずにはいられない。
とはいえシュッとしたルックスの下に隠しきれない、オモロい一面も持つ関西人。
#13 大倉颯太
けがによる離脱があったが、リーグ後半、ブースターの待つコートに戻ってきてくれた。
偏食キャラが多い千葉ジェッツのポイントガード陣の中でもダントツの偏食王といわれる。
カップ麺やふりかけは遠征時の必需品。
#18 内尾聡理
1月に特別指定選手として入団すると、シーズン終盤にはスターティング5に定着。
CS準々決勝宇都宮戦第4Q終了間際、D.J.ニュービルとの息詰まる攻防は忘れられない。
顔色一つ変えず堂々と一発芸を披露する強心臓もあっぱれ。
#20 D.J.ステフェンズ
驚異の身体能力で信じられない高さからダンクやブロックを決めるD.J.。
1月に行われたオールスターゲーム(B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA)のダンクコンテストでは、SNS投票で圧倒的な支持を集め優勝した。
#22 トビン マーカス海舟
チーム随一のムードメーカーで、ジェッツの未来を担う期待のビッグマン。
原修太と二上耀がけがで離脱した直後のホームゲームで、二人を励ますために会場中を巻き込んでエールを送ったジェッツ締めは、沈みかけたブースターの心を熱いもので満たし、再び燃え上がらせた。
#25 荒尾岳
頼りがいのあるディフェンス、どっしりとしてみんなを包み込むような安心感は、チームの「お父さん」、それも「子どもたちにこよなく愛されているお父さん」だ。
派手さはなくても、チームが求めているプレーを確実にこなして泥臭く戦う仕事人。
#31 原修太
日本を代表するディフェンダー。
相手チームの外国籍に対するディフェンスを普通に任されている「謎外」(=「謎の外国籍」の略。日本人離れしたフィジカルと守備力から)。
船橋アリーナの地元高根台からルーキーで入団した、かつての「ジェッツの末っ子」も、シーズン中、結婚してパパに。
おめでとうございます!
#33 キャプテン ジョン・ムーニー
来日3年目の今シーズン、富樫と共にダブルキャプテンを務めたチームの大黒柱。
コートからブースターをあおる、熱い気持ちを持つ闘将。
B.LEAGUE AWARD SHOW 2023-24で待望のリバウンド王に輝いた。
#34 クリストファー・スミス
今シーズン前、ジェッツを離れオーストラリアのリーグに移籍した時は多くのブースターが涙した…が、オーストラリアリーグの終了と共に電撃復帰!
ブースターの涙を歓喜の涙に変えた。
期待にたがわず天皇杯やリーグ後半戦、CSでも圧巻のパフォーマンスを見せてくれた。
#50 アイラ・ブラウン
帰化選手としてかつて日本代表にも選ばれたマッスル侍。
40歳という年齢を感じさせない粘り強いディフェンスやリバウンドで、チームを支え続けた。
#00 関谷間(あいま)
千葉ジェッツU18 (18歳以下の選手から成るチーム)に所属しながら、今シーズンからユース育成特別枠選手として登録された17歳の逸材。
3月20日茨城ロボッツ戦でB1公式戦初得点を決めた。
HC ジョン・パトリック
数々の栄光をジェッツにもたらした大野篤史HCが去り、不安の渦中に放り出されたブースターを、それを上回る勝利で癒やしてくれた名将。
2シーズン目となる今季は、ハードスケジュールとけが人続出の中、若手を起用しながら2冠獲得とCS進出という成果を上げ、またしてもブースターのメンタルを救ってくれた。
残念ながら今シーズンで契約満了となったが、心からの感謝を伝えたい。
ありがとうジョンパトさん!
【おまけ】千葉ジェッツクイズ
Q1 ミスタージェッツといえば?
(ア)富樫勇樹 (イ)西村文男 (ウ)マスク・ド・オッチー
Q2 原修太といえば?
(ア)紅のスナイパー (イ)恋する放物線 (ウ)高根台の星
Q3 千葉ジェッツの中国語表記は?
(ア)紅翔飛行隊 (イ)千葉噴射機 (ウ)桃色象軍団
正解は
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Q1-(イ) Q2-(ウ) Q3‐(イ)