大在にハラール食品の自販機と中華食材の自販機がありました
LOG OITAではおなじみの自動販売機を紹介するシリーズ。
今まで漬物・ダイエット食・スイーツなど、様々な種類の自動販売機を紹介してきました。
今回は、大分市政所で「ハラール食品の自動販売機」と「中華食材の自動販売機」を発見したのでご紹介します。
場所は国道197号線沿い、政所交差点近くです。
↓坂ノ市方面
↓鶴崎・大分市方面
緑の自動販売機の側面には、「冷凍ハラール食品」の文字が。
"ハラール"は、イスラムの教えで"神によって許されている"という意味を持つアラビア語です。
イスラム教では生活や行動の全てに守らなければならない規則・規範があり、食べ物に関しても「食べることが許されているもの(ハラールフード)」と「食べることが禁じられているもの」が細かく定められています。
アメリカの調査機関「Pew Research Center(ピュー・リサーチ・センター)」によると、現在世界には約19億人以上のイスラム教徒がいるとされています。
また2100年には現在最大勢力であるキリスト教の人口を超えイスラム教が最大勢力になるとの予測されるほど近年も増加の一途を辿っており、日本で暮らすイスラム教徒も2020年末で約23万人いるというデータが出ています。
イスラム教徒の増加に伴いハラール食材に関しても益々関心が高まる中でこちらの自動販売機を設置したのは、大分市政所に本社を置く「有限会社富城食品」です。
食料品の製造・加工・卸・販売及び輸出入業や飲食店業などを営む「有限会社富城食品」は、"大分から食のバリアフリーを!"をテーマに、グループ会社の「富城物産」で2020年11月から日本国内でのハラール肉の輸入・ 卸・小売を開始しました。
自動販売機の中には、イスラム教の戒律に則り調理・製造された製品であることを示す「ハラール認証」を受けたハラール肉が並びます。
売れ筋商品上位3つには上部にマークが付いており、一番人気はモモ肉の中でもとても柔らかい部位「Rump-ランプ-500g(1100円)」なのだそうです。
また「ハラール食品」の自動販売機隣には「中華食材」の自動販売機が。
こちらは、同じく富城物産が手掛ける「本格中華 大在旬味館(おおざいしゅんみかん)」の自動販売機です。
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「手作り冷凍生餃子10個入り(500円)」や「中華風骨付き鶏もも肉の燻製1個(350円)」、「中華風手羽先の燻製5個(550円)」など大在旬味館でしか味わえない美味しい本格中華が自宅でも食べられる商品ラインナップとなっています。
Instagramによると、設置した後「肉まん2個(400円)」と「チャーシュー100g(900円)」がすぐに売り切れてしまったそう。
売り切れ商品が出ても、すぐに自動販売機奥にある大在旬味館で作って補充を行なっているそうです。
手軽にいつでも購入できるハラール食品を探している方や、美味しい本格中華を自宅で味わいたい方は是非こちらの自動販売機を利用してみてくださいね。