週1ペースで風景画 サムヤマモトさん個展
市内在住の山本悟(雅号・サムヤマモト)さんの水彩画個展「第10回〜木々の光と影と命〜」が1月18日から20日にかけて相模原駅近くの市民ギャラリーで開かれた。
山本さんは相模原の風景を中心に水彩画として毎週1枚のペースで描き続けている。題材は南区大野台の「木もれびの森」を中心に各地の里山の風景。春の桜や秋の紅葉など花や草木が描かれた作品が多く、太陽の光を繊細に描写しているのが特徴。
今回の個展ではギャラリーの壁に四季折々の風景画の作品が春から冬までの移ろい順にずらりと飾られた。山本さんは「今回は来ていただく方が多く、返礼品が足りなくなるほど盛況だった。いつ辞めようかと考える時もあるが、これだけ皆さんに楽しんでいただけるのならもう少し続けたい。年1回、皆さんが元気に作品を見に来ていただくだけでうれしい」と話した。
山本さんは毎年、作品を通じてチャリティで集まった寄付金を遊具や運動補助器具の購入費として、障害のある子どものための施設「陽光園」に寄贈している。