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荒川温排水エリアでのハクレン釣りで本命10尾【埼玉】マッシュポテトエサに好反応

TSURINEWS

6尾目のハクレンは抱っこして撮影(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

3月5日(火)、前回メーターハクレンを手にして欲を出して今度はサイズUP希望でハクレン釣りにでかけた。ところが想定外の高活性でまさかの数釣りとなりツ抜け達成した釣行をレポートしよう。

荒川温排水エリアでハクレン釣り

埼玉県戸田市に位置する彩湖南部に位置する荒川温排水エリアだ。同地は彩湖の南部に位置しており上流にある荒川水循環センターで浄化された水が荒川に流れ込んでいるポイントで水温も高く常時釣人に人気のある釣場である。

水温が高く通年ハクレンも多魚種も狙えるので色んな楽しみ方も可能だが、私は基本的にハクレン狙いで釣行している。同地は海とつながっているので水位に変動があり潮の影響もあるので、釣行の際は潮位表を確認しよう。

タックル

ハクレン狙いのタックル(作図:TSURINEWSライターなおぱぱ)

竿はプロマリンバトルフィールド波止磯2号にリールはダイワレブロス5000番を使い、ミチイトはデュエルカーボナイロン5号にチヌウキ(キザクラ)を通しサルカン止め、ハリスは同ライン段差2本針仕様でハリはオーナーばり伊勢尼14号、マッシュポテトを針サイズに付けて準備完了だ。こちらのタックルはハクレンバトルを濃厚に楽しむに最適で強すぎず弱すぎずなバランスで対等に戦えるのでとても面白いのだ。

今回もサイズUP希望で釣行する

メーターオーバーを目指してハクレン釣りに通っているがなかなかその壁は厚いといえる。体感的に50尾に1尾でればいいレベルではないだろうか?環境に恵まれているポイントといえどまだまだ気温は低くベストシーズンではないだろう。

ハクレンバトルはいつでも豪快で楽しい(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

だがハクレン釣り自体が私的に難面白く毎回が修行だと思っているので今回も釣れるだけ釣りたい。

悪天候予報なだけにバサーのみ

曇時々雨予報で現地到着するもハクレン師は居らずバサーが数人である。今日は風は特に心配なく雨も夜からの予報だが幾分暗めでいつ降るか分からない状況だ。早々にお気に入りのポイントに入り釣りの準備をする。

開始から絶好調で連発するハクレン

水面はいつもと違い至る所でサカナが跳ねており期待感。開始2投目でウキがズドンと入りアワセが決まると楽しいバトルへ突入だ。

開始2投目過去最速5分で本命ゲット(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

磯竿2号で戦う釣りは最高に楽しく80cmを御用して開始5分で過去最速で坊主逃れだ。さらに25分後ウキが上下揺れからのツンで2尾目とバトルとなり開始30分で2尾とイイ感じ。

2尾目も25分後にゲットだ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

そして開始1時間を迎える頃、いきなり消込んでアワセ遅れるも次投で馴染んでからすぐにウキが入るとアワセが決まる。こちらも82cmと小型だがすでに3尾とニコニコ顔で写真撮影だ。

3尾目は開始1時間で釣れたが小型だった(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

できすぎな展開でさらに2尾追加

さすがにアタリはなくなりしばらくエサ打ちタイム到来。35分ほど経過した頃、小雨がぱらついてくるがそのタイミングでツンアタリ!

4尾目は93cmとなかなかサイズだ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

会心のアワセが決まり右往左往に暴れるハクレンとバトルを楽しんでサイズは93cmとそれなりサイズ。

5尾目も92cmの良型だがサイズが伸び悩む(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

そして5尾目も17分後に掛かり92cmとナイスなサイズが継続していく。なんだかんだ2時間で5尾とできすぎな展開だ。

難しい時間もくるが追加は止まらない

いつもならそろそろな頃合いでも今日は短時間で5尾なので強気でエサ打ち継続しているとアタリ連発。だがアワセが決まらず悶々とする。アワセミス連発に凹みかけるが1投1投慎重に見極めていき、数投後にアワセが決まり6尾目のハクレンゲットだ。いつもの最大釣果になったところで抱っこして撮影してリリース。

寄せてびっくりド迫力のルックス(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

さらに13分後の開始3時間頃に馴染んだ後に徐々にウキが沈んでいくアタリに反応して7尾目バトル。ここまできたらサイズよりも数なのか!

7尾目は丁度開始3時間で釣れた(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

しばし沈黙時間を迎える

希望サイズには程遠いがここまできたらツ抜けしたい!時間もまだ開始3時間でありあと3時間は釣りができると思い気持ち余裕に時間を考えた。

だがここからエサ打ちタイムがはじまりアタリもなくエサがどんどんなくなっていく。45分間何も起こらずさらに30分エサを撒き続けるだけの時間となってしまった。

午後に差し掛かり久しぶりにハクレン

エサを1袋半程度消費で7尾は御の字であるが、残り半分のエサでなんとか釣りたいところである。すると生命感ある上下の動きがウキにではじめるとウキがズドンと水中に入る!

8尾目もサイズダウンだがここまで来たらツ抜けを目指す(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

完璧にアワセが決まりガッツポーズ!慎重にやりとりして久しぶりのハクレンは88cmだったがとても嬉しい。

そしてリーチ!となる9尾目ゲット

運が向いてきたか?次投もウキが動いている。チャンスタイム到来のようだがここはハクレン。高速の沈みに反応できずに3回ほどアワセ損ねるが次のアタリで乗ってくれ釣ればリーチ確定のサカナである。

9尾目もアベレージサイズだがツ抜けリーチだ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

もちろんここは危なげなく慌てずにバトルを制してリーチ!となる9尾目は87cmだった。

そしてついに10尾目を釣る!

こうなると釣るまで帰れないパターンだがもし無理ならそれは仕方がない。だが2袋使い切りでラストターンのエサで10回以上はチャンスある。使い切ったら帰るのみだが、今日の運は強くサカナの反応がある。

焦りもあり3回アワセ損ねるが、1分程度手を休めて次投を振り込んだ。期待に応えるようウキが上下にぴくぴくしているが強めに下がったタイミングでアワセるとついに10尾目が掛かった。

90cmの10尾目は開始5時間15分でツ抜け達成(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

今日の集大成でコレがバレたら帰るがバラセナイ!数分間のバトルに見事勝利して御用となり結果的にハクレン釣果はツ抜けして大満足である。

まさかの数釣りに満足感

サイズ感を求めて釣りに来ていたが、結局は数を釣らないと大物を釣る確率は上がらない。これ以上なく良い感じの展開だったがこれまでの努力も身を結んだと信じたい。

丸々太ったハクレンはパワーも格別だ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

今はベストシーズンではないが数釣りさせてくれたハクレンに感謝したい。まだまだ経験を積んで少しでも心の余裕が持てるハクレン師になりたいものだ。また時間を見つけて釣行したい。

ハクレンがツ抜けできた理由

今回のハクレン釣りでツ抜けできた理由を考えてみた。

淡水大物釣りを十分に堪能できた釣行だった(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

マッシュポテトは3袋用意し惜しみなく使う

とにかく釣り開始から無限にエサうちを継続し釣れ続けたため、サカナの寄り具合も良くアタリも多く出たのだろう

アワセミスを引きずらない

ハクレンアタリだが、来る!と予期していても素早いアタリに反応できないことも多いので、経験値からくるある程度の予測感とミスを気にせずどんどんアワセていった。

1本針仕掛けでスレがかりによるバレを防ぐ

今回は、1本針仕掛けで挑んだことが重要でスレがかりを防ぐ意味で対応した。2本針仕掛けだと両だんごや下側発泡上側だんごでも良いがスレがかりする可能性が常にあるのだ。

ハクレンがスレがかりするとガンガン走られ他人に迷惑にもなるしラインブレイクの可能性も高くなる。

<なおぱぱ/TSURINEWSライター>

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