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【道の駅あさじ】豊後大野市にある建物とカッパのキャラクターが特徴的な道の駅

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道路を利用する人たちに快適な休憩と多様で質の高いサービスを提供してくれる「道の駅」。
国土交通省のHPによると、平成5年(1993年)に「道の駅」の登録・案内制度が始まり、令和6年(2024年)2月16日時点では全国で1213駅が登録されているそうです。
大分県でも2024年6月時点で25駅が登録されており、地域ごとに特色ある特産品や施設を備えています。
そんな魅力あふれる「道の駅」の中から今回は、豊後大野市朝地町にある『道の駅あさじ』をご紹介したいと思います!

アクセス

大分駅からは中九州横断道路を通りおよそ1時間。
朝地ICで降りて1分ほど進んだ県道57号沿いにあります。

赤い手のモニュメントが目印です。朝地町の町木・モミジのようにも見えますね。

赤い手をよく見てみると、鹿の姿もありました。

『道の駅あさじ』について

豊後大野市朝地町は、もみじの名所「用作(ゆうじゃく)公園」や、紫陽花と日本最大級の磨崖仏で有名な「普光寺」、また"東洋のロダン"とも呼ばれた彫刻家・朝倉文夫氏の記念館があるなど、安らぎと芸術の里としても知られています。
そんな朝地町に、平成11年(1999)4月オープンしたのが「道の駅あさじ」です。

建物は、女優・樹木希林さんの自宅などを手がけた建築家の黒川哲郎氏と有限会社デザインリーグによるもので、「菜花朧月館」という名前がついています。
"スケルトンログ構法"と呼ばれる公共建築木造化のための地域材活用技術が使われた建物には137本の杉が使われているそうで、高い天井からは木の温もりが感じられます。

入り口には、「朝地コロッケ(1個150円)」「豊後牛メンチカツ(1個300円)」など軽食やドリンク、ソフトクリームを購入できる販売店が。
天然色素のバタフライピーを使い紫陽花寺とも呼ばれる普光寺を表現した「ブルービー瑠璃ソフト(450円)」も販売していました。

入り口右には花卉や旬の果物、トウモロコシが陳列されていました。

また、向かって左側には自然豊かな朝地町で育った豊後牛の美味しい「レストラン福寿草」が入っています。

中に入ろうと入り口に立つと、扉に瓢箪を抱えたカッパが並んで描かれています。
後ほど改めてご紹介しますが、このカッパは道の駅あさじのキャラクター"朝太郎"と言うそうで、道の駅あさじには至る所に朝太郎が使われていました。

中には特産品やお土産が並びます。

産地直送の新鮮野菜も大人気。全国的に価格が高騰しているとニュースになったキャベツも気軽に手に取ることができます。

そして、山間部にある朝地町は寒暖の差により美味しさの増した椎茸も有名なんです。

面白い広告も見つけました。これは思わず手に取りたくなってしまいますね。

冷蔵庫には同じ豊後大野市にある三重総合高校の生徒さんたちが作った「苺・梨ジャム(各486円)」もありました。

また、奥には地元の方々が作ったハンドメイド作品も。

『道の駅あさじ』でしか手に取ることのできない一点もののバッグや器、木工作品など、是非じっくりご覧くださいね。

人気商品

多種多様な商品を揃える『道の駅あさじ』ですが、特に人気があるおすすめの商品を店員さんに伺ってきました。

人気の特産品!綿田米

まずは朝地町の綿田(わただ)地区で栽培されている『綿田米(わただまい)』
綿田地区は、粘土質の保水力が高い土壌に加え、田んぼにレンゲソウの種をまき田にすき込んで有機肥料にする減農薬・減化学肥料で稲を栽培することによって美味しく甘いお米を育ててます。

江戸時代に竹田市の藩主が食べていたという言い伝えがあり、御膳米とも呼ばれ現在も人気を誇っています。
アイスのコーナーには、気軽に食べられて暑い夏にぴったりな「綿田の米アイス(300円)」も販売されていましたよ。

自家製手作りこんにゃく

続いての人気商品は、朝地町に住む羽田野さんという女性が作った「自家製手作りこんにゃく(360円)」
私は平日の正午頃伺ったのですが、最後の一つになっていました。休日は追加で持ってきてくれたこんにゃくも午前中に売り切れてしまうほどなのだそうです。

手作りの加工品は、こんにゃくの他にも饅頭や餅などがあり、どれもすぐに売り切れてしまうのだとか。

作った方のお顔を拝見できるパネルもあり、購入する側としては嬉しく感じます。

『道の駅あさじ』の敷地内

『道の駅あさじ』の売店からは、駐車場と反対側の敷地に出ることもできます。
下にはシロツメクサの広がる公園があり、遊具も設置されていました。

滑り台や不思議な形のスプリング遊具は、ドライブ途中の子どもたちも楽しく遊べそうです。

また、公園からは途中で途切れた石橋が見えます。

こちらの石造アーチ橋は町指定有形文化財の「中渡橋」
以前は川を挟んで相対した地区を繋ぐ役割があったそうですが、道の駅ができる際に移築保存されたそうです。

橋の先からは平井川や公園が見渡せます。

カッパの朝太郎について

公園や橋がある敷地内には、道の駅あさじのイメージキャラクター『朝太郎』の石造があります。

瓢箪から水が流れる仕組みになっており、ちょろちょろと流れる水の音と愛らしい朝太郎のフォルムが癒しを与えてくれます。

隣に設置された看板を見てみると、朝太郎の誕生秘話が記されています。

それによると、江戸時代、橋から見えた平井川には旅人を川に引き込むカッパがおり、人々を困らせていたそうです。

この話を聞いた旅の僧が、岩に「これより千年ふちから出てはならぬ」と刻みカッパを封じ、それ以降犠牲者が出なくなったという言い伝えがありました。
朝地町はこの言い伝えをもとにカッパをイメージキャラクターとしたそうで、昔は恐怖の対象であったカッパが、今では「可愛い子どものカッパ・朝太郎」として道の駅あさじを中心に多くの方々に愛されています。

みなさんもドライブ途中に、美しい建物と朝地町でしか買えない特産品や美味しいもの、そして可愛いカッパの朝太郎に会いに『道の駅あさじ』へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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