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私は母子家庭で育ちました。母方の祖父母は遠方暮らしのため、会うのは年に一度ほど。親戚付き合いもほぼありませんでしたが、母と姉と3人で仲良く暮らしてきました。 一方、夫の実家は大家族。夫には兄と妹がいて、父方の祖父母と二世帯同居の7人家族。義両親ともきょうだいが多く、夫のいとこたちも近くに住んでいたため、しょっちゅう行き来があったそうです。

私たちの新居と義実家は車で2時間ほどの距離です。毎週のようにお誘いがありますが、最近は何回かに一度は理由をつけて「今週末はちょっと……」と断りました。

子どもが産まれてからは、赤ちゃんを連れて往復4時間の距離はつらく、「せめて月一度にしてくれないかなあ」と思っていました。しかし「おじいちゃんおばあちゃんも待っているのよ。もう高齢でいつ何があるかわからないんだから。『家族は大切に』っていつも言ってるでしょう？」とプレッシャーをかけられる日々。心身ともに負担が大きいですが、うまく付き合っていこうと思います。

ある日、義父の妹ミチコさんから手紙とプレゼントが届きました。「ご無沙汰しているけど元気かしら。ユウくん（息子）によかったら」と積み木を贈ってくれたのです。叔母さんと私は同郷だからか、結婚前から私によくしてくれていました。叔母さんは穏やかな話しやすい人です。息子が産まれてからたびたび息子にプレゼントを送ってくれるのです。 義実家に訪問しているとき、私は「最近、叔母さんにご無沙汰しているから、息子と一緒にあいさつに行こうよ」と夫に言いました。すると義母が横からこう言います。

ミチコ叔母さんの件で、私はものすごく違和感を覚えました。思い返せば親戚の集まりもいつも義母側のきょうだいやいとこばかりです。

しばらくして、実母から祖父が体調を崩して入院したと連絡がありました。

すると、義母からLINEがあります。私は事情を説明し、「行けない」といったにもかかわらず……。「次の週末はうちに来る約束だったじゃない？」 みんなというのは義母のきょうだいとその家族です。いつも集まっていていつでも会えるのに、病気の祖父より優先しろなんて信じられません。夫すらも怒りを抱き、私たち夫婦は義母の要望に応えないことにしました。

私は義母の親戚グループLINEで返事をすることにしました。すると親戚たちの反応は……。

義母は言い訳をはじめますが、私にはもうどうでもいいです。「私にとっては祖父も家族です」そういって私はLINEグループを抜けました。 私にだって家族や大切な人がいます。いつも義母側の人たちを私にも優先しろというのは違うと思うのです。大家族に憧れもあったけど、自分中心の考えの義母に振り回されるくらいならしばらくは親戚の集まりは遠慮します。 ただ、義母が毎年親戚たちの誕生日をお祝いしてあげること。また「ご先祖様も大切だから」と毎日仏壇を拝み、しょっちゅう墓参りする様子はいいことだなと思います。いいところは学ばせていただき、距離を保ちながら上手くお付き合いしていきたいです。