小瀧望主演で『梨泰院クラス』が世界初ミュージカル化(コメントあり)
2025年6月東京建物 Brillia Hallにて、ミュージカル『梨泰院クラス』上演が決定した。(7月ツアー公演予定)
日本でも大ブームを巻き起こした『梨泰院クラス』。チョ・グァンジン氏の原作 (韓国・カカオウェブトゥーン配信) を基に、 世界初ミュージカル化が実現。主人公パク・セロイを 、 歌・演技共に高い評価を受け 『ザ・ビューティフル・ゲーム』『DEATH TAKES A HOLIDAY』 など ミュージカル出演が続く小瀧 望が演じる。
脚本は、『四月は君の嘘』をはじめとした演劇のみならず映画「かぐや姫の物語」(共同脚本)「銀河鉄道の父」 など映像でも活躍する 坂口理子、歌詞と構成は、『ダーウィン・ヤング 悪の起源』など日本でも話題を呼んだ作品をはじめヒット作を多数手掛け、韓国ミュージカル界の大御所で美しくドラマティックな歌詞に定評があり 絶大な人気を誇るイ・ヒジュン、音楽は、ニューヨークを拠点に活動しリチャード・ロジャース賞を受賞、2023年にはミュージカル『K POP』でアジア系女性として初めてトニー賞オリジナル楽曲賞にノミネートされた韓国系アメリカ人のヘレン・パーク、そして演出は読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し、硬軟広く話題作を担当し注目を集める小山ゆうなが担う。
現地・梨泰院で小瀧望のビジュアル撮影を決行。自身の髪の毛をカットしパク・セロイの特徴的なヘアスタイルを再現した小瀧は、物語の舞台となる梨泰院でビジュアル撮影を行った。多国籍な飲食店やクラブが立ち並ぶ夜の街の雑踏の中での撮影や、朝の澄んだ空気の中で街を一望しながらの撮影など、セロイが暮らす空気を感じながらミュージカル版『梨泰院クラス』の世界を表現した。そして、梨泰院の最もにぎやかな繁華街に位置する原作者チョ・グァンジン氏が経営する飲食店“クルバム”で氏と初対面。始めはやや緊張の面持ちを見せつつも、徐々に打ち解けお互いへのリスペクトを感じられるなごやかな会話を楽しみ、舞台の成功を誓い固い握手を交わした。
主演の小瀧望、原作者チョ・グァンジン氏のコメントが到着した。
小瀧望
世界的作品ですので、最初にオファーをいただいた時は「こんな大役を僕に…冗談かな?」と思いましたが、正式にお話を伺って「僕で良ければ、ぜひやらせてください!」と引き受けさせていただきました。
セロイはヘアスタイルが特徴的ですが、実際に“セロイヘア”になってソウルで撮影してみると知らない自分に出逢えたようで、意外としっくりきました。
イソやスアとの関係や、復讐を果たしていきながらも愛を見つけたり、本当にハラハラドキドキする物語です。何度も何度も原作漫画を読み込んで、キャラクターの奥底にある気持ちを考えながらグ ァ ンジンさんが描かれた原作に忠実に向き合って役を作り上げていきたいです。セロイは多くを語らない分、一言一言にすごく重みがあり、ついて行きたくなってしまう人。一緒に働く仲間の事を大事にしていて彼らをとても信頼していますし、僕も共演する皆さんと信頼関係を築いていくことが大切だと思っています。
舞台という限られた空間の中で1 シーン 1 シーンを丁寧に演じて、「もう 1 回観たい」と思っていただけるような作品を作っていきたいです。
チョ・グァンジン氏
舞台化の話を聞いて、とても嬉しかったです。ドラマに次いでミュージカルになることは初めての経験ですので、本当に嬉しく思います。
小瀧さんは韓国でも有名でたくさんのファンがいますので、私ももともと存じ上げていました。とてもハンサムな方なのでキャラクターが合うかなと心配でしたが(笑) 、実際にお会いして男らしさを感じ、「大丈夫!」と確信しました。パク・セロイは真面目な正義感だけの人物ではなく、逆境の中でしなやかさ・柔らかさを持っている人物です。いろんな顔を持つセロイを小瀧さんの解釈で演じていただき、彼に新たな価値観と魅力を与えていただければと思います。日本で拝見出来ることを楽しみにしています!