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「UVカット機能つき衣類」には寿命がある?意外と知らない“替えどき”とは

saita

「UVカット機能つき衣類」には寿命がある?意外と知らない“替えどき”とは

夏の厳しい紫外線から守ってくれる「UVカット機能」のある衣類。最近はシャツやパーカーのほか、アームカバー、帽子などの小物などさまざまな商品があります。優秀なUVカット機能ですが、じつは永久的なものではありません。ここでは、意外と知らない「UVカット衣料の替えどき」についてご紹介します。

「10回の洗濯」でも効果は落ちないけれど……

繊維に紫外線を反射させる原料を練り込んでいるタイプのUVカット衣料は、効果そのものは持続します。
しかし、UVカット衣料も洗濯すれば劣化するもの。繊維が劣化すると効果を感じにくくなります。
UVカットの効果についてユニクロに聞いたところ、第三者検査機関による試験の結果、「10回の洗濯でも効果が落ちない」ことを検証済みなのだそう。10回を超えても急激にUVカットの効果が薄れることはないとのことでした。

UVカット衣料を買い替えるタイミング

繰り返しになりますが、10回以上洗濯をしてもすぐにUVカット効果がなくなるわけではありません。しかし、着用や洗濯の仕方によっては効果が落ちる場合があります。
参考までに、買い替え時期を迎えたUVカット衣料特徴をまとめました。

1.生地が薄くなった

洗濯によって生地が薄くなると、UVカット効果も軽減する場合があります。

2.型崩れが起きた

繰り返し洗濯・着用することで型崩れしても、同じこと。衣類の劣化にともない、UVカット効果も得られにくくなります。

UVカット衣料の捨てどきを見極めて

夏に大活躍するUVカット衣料は、生地にUVカット効果のある原料を練り込んでいるため、効果は「半永久的」と言えます。
しかし、洗濯や着用による劣化で効果が薄れるため、UVカット効果そのものをずっと実感できるわけではありません。洗濯回数を目安に、生地の状態や着心地をチェックして、よきタイミングでUVカット衣料を買い替えましょう。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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