キッズスペースもあり♪尼崎・立花の『おにぎりcafe O pato!(オパト)』 尼崎市
通りすがりに見つけた『おにぎりcafe O pato!(オパト)』(尼崎市)。まるで友だちの家で過ごしているかのような居心地の良いカフェで「おにぎりランチ」を味わってきました。
JR立花駅から徒歩3分。もともとは同店からほど近い場所で営業されていましたが、2階への階段が急で、店内のスペースも限られていたため、今年1月、自宅兼カフェとして移転オープン。
同店を切り盛りするのは、3児のママでもあるパワフルな森山さん。店名の『O pato!(オパト)』は、双子の娘さんがふとしたときに口にした造語なのだとか♪
長女を出産した際、“小さな子どもを連れて母親ひとりでおでかけすることが大変”だと身にしみて感じたという森山さん。保育士として働いていた経験を生かしながら“子育てママがあったらうれしい工夫”がいたるところに施されていました。
店内は、赤ちゃんを寝かしつけることができるテーブルが3卓、ソファは大人2名で過ごすのも良し、テーブルにベビーチェアを置けば子どもと向き合って食事をすることができます。
部屋の一角にはキッズスペースも!ママたちの話に花が咲いているときでも、目の届く距離で子どもたちが自由に遊んでいる様子を眺めることができますね。
「ここも子どもたちに人気なんですよ♪」と森山さんがカーテンをめくると“秘密基地的空間”があらわれました。(なにをしているかお見通しですが)子どもたちにとっては、大人の目が届かない隠れ家でひっそり遊ぶのも楽しかったりしますよね。
ランチはおにぎり2個が付いた「O pato! set」がおすすめ。おにぎりは約14種類のなかから好きなものをチョイスすることができ、お肉おにぎり・お野菜おにぎりの場合は1個につきプラス100円。
お子さんの好みに合わせて“塩抜きで食べたい”や“具抜きでのりは巻いてほしい”といった細かなリクエストもOKだとか。
しばらく待っていると、ギンガムチェックのランチョンマットのうえにバスケットに詰まったランチが登場。室内にいながらピクニック気分が味わえます♪
今回選んだおにぎりは「おかか×クリームチーズ」と、お肉系から「スパム×たまごやき」。お米は「つや姫」を採用し、つやつやの光沢や粘り気が少ないことからおにぎりと相性抜群なのだとか。
型を使って作ることで“どこから食べても一口目から具材にたどり着く!”というところがポイントです。
「おかか×クリームチーズ」は、和と洋の合わせ技で意外にもよく合います。「スパム×たまごやき」は、塩味のきいたスパムにやさしい味の炒り卵、クリーミーなマヨネーズのハーモニーがやみつきに。
おにぎりの種類は、森山家で人気の高いものを厳選して提供しているようです。
おかずは日替わりで、この日は「クリームソースのハンバーグ」「野菜オムレツ」「バジルパスタ生ハム乗せ」が提供されました。
国産の合い挽き肉を使い、肉の旨みがぎゅっと詰まったジューシーな仕上がり。きのこたっぷりのとろ~りホワイトソースが全体を包み、家庭的な味に癒されます。
普段は自分のためでなく家族のために食事を作っているママさんに向けて、野菜もしっかり取れる工夫も。豚汁には、豚肉やにんじん、白菜、大根と具材たっぷりで、スープにはてんさい糖をくわえてちょっぴり甘めに。
大人のランチを子どもとシェアしながら味わったり、お子さまメニューもそろいます。
今年1月からの新メニューに、乳・卵・不使用の「お豆腐どーなつ」が加わり14時から16時はカフェ利用も◎。そのほか、お弁当やおにぎりのテイクアウトも可能です。
当日飛び込みでの訪問もOKですが、店内利用の場合は、公式インスタグラムのDMや公式LINEから事前予約がおすすめ。
飲食スペース以外にも子ども連れへの配慮が行き届き、洗⾯所には子ども用踏み台やおむつ交換台なども用意されています。
働くスタッフさんも子育て経験があり、日ごろの悩みや不安を吐き出すことで“ママさんの思いを共有できる場になれば”とのこと。今後は自宅で気軽に調理することができる「冷凍おにぎり」の開発にもチャレンジしたいと教えてくれました。
場所
おにぎりcafe O pato!(オパト)
(尼崎市西立花町2-7-2)
営業時間
ランチ/11:00~14:00、カフェ/14:00~16:00(L.O.15:30)
定休日
不定
※公式Instagramの営業日カレンダーより確認を