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テーマは、「春の行楽にオススメのバス観光」

来週からゴールデンウィーク。あたたかくなってきて、観光したい方もたくさんいるのでは？そんな方におすすめのバスでの観光をお伝えします。いわゆる観光バスや、路線バスで楽しめるおすすめルートをご紹介いただきました！

電車では行きづらい場所だからバスで行こう！はとバス「藤棚散策とイチゴ狩り」

おなじみ、はとバスが催行している「はとバスで藤棚散策とイチゴ狩り」

コース名：あしかがフラワーパーク“ふじのはな物語”とランチビュッフェ・いちご狩り

バス旅ビギナーには、乗っているだけで観光スポットを巡ってくれるバスツアーが一番手軽です。

電車や路線バスでは行くにくい場所（あしかがフラワーパークの最寄駅は東京からアクセスしにくいJR両毛線／イチゴ農家もマイカーでないと訪ねにくい）だからはとバスは都内遊覧のイメージが強いが、郊外コースもあるんです。

コース

・今日以降で申し込み可能日は5/1・2・4・5・7・10～12

・池袋駅東口発08：00～09：00（運行日により出発時刻が異なる）

・小山市のいちごの里でランチビュッフェといちご狩り

・あしかがフラワーパークで藤棚観賞

・池袋駅東口着18：00予定

→大人１人で、12200～12700円。

詳しくは、はとバスのホームページをご覧下さい。

風やスプラッシュを味わえるバス！水陸両用・スカイダック！

道路を走るバスが、そのまま川や湖につっこむ水陸両用バス「スカイダック」。

・オープンエアのバスはご存じですよね？

そんなオープンエアで気持ちのいい風を味わいつつ、水場も楽しめるのがスカイダックなんです。

・気温が上がり、花粉の季節も終わり、オープンエアのバスをオススメしたいから

・窓のないダック（水陸両用車）で海にスプラッシュする迫力を味わっていただきたい

このスカイダックで、陸と海から横浜観光はいかがですか？

・コース名：スカイダック横浜みなとハイカラコース（日の丸自動車興業）

いまやダックは全国あちこちで運行されているが、横浜のコースは陸上の観光ルートも楽しめ、水上では海の沖合に出る感じが味わえるんです。

→コース

・運行日は毎週月・火・木・金・土・日曜日（水曜日運休）4/23～25は車両メンテナンスのため運休。

・日本丸メモリアルパーク（桜木町駅から徒歩5分）

・一日2～4便（干潮・満潮の時刻により毎日異なる）

・最初は陸上を走行して、横浜三塔（キング：神奈川県庁、クイーン：横浜税関、ジャック：開港記念会館）を車窓から見学。

・メモリアルパーク近くから海にスプラッシュして、赤レンガ倉庫、大さん橋、ベイブリッジ、ハンマーヘッド、コスモワールドなどを水上から見学

・コース所要時間は50～60分

→旅行代金は平日3600円（小人1800円）／土日祝日3800円（小人1900円）

Ｑ.利用は予約がよいのでしょうか？当日ふらっといって乗れる？

加藤：当日でも空いていれば乗れますが、確実に乗れる予約がおすすめです。

日の丸自動車興業のスカイダックにはこのほか、とうきょうスカイツリーコース、お台場パノラマコース、豊洲・東京Viewコースなどがあります。

ちなみに、この“水陸両用バス”、ほかにもあって・・・富士急バスのKABAでは、山中湖コース、お台場コースがあります。

「スカイダック横浜みなとハイカラコース」は、およそ50分のコースで、平日ですと大人3600円。詳しくは、「スカイダック横浜」で検索してみてください。

気分はテレビの旅番組！リアル路線バスの旅！おすすめのモデルルート！

最近、テレビ番組で路線バスを乗り継いで旅をする、という番組が増えました。

・そんな路線バスの旅を、テレビ番組さながらに気軽に楽しめるコースをご紹介します。

私の本来の仕事は路線バスの旅を紹介することなんです！

・とはいえバス旅ビギナーには、複数の路線を乗り継ぐのは難易度が高いかと思います。

・今回は、一つの路線の途中下車を繰り返すモデルコースをご紹介します。

・これで、あなたも「太川陽介＆蛭子能収」気分を楽しめるはず！

・ゴールデンウィーク中もそこまで混まないはず！

おすすめするコースのタイトルは、「都営バスで山手と下町のツツジ巡り」。

・都内のツツジの名所・３カ所をめぐります

利用する路線名は「上58系統」（東京都交通局）

・この都営バスにはリーズナブルな一日乗車券があるんです。

・上58系統の沿線にはツツジの名所が点在しているんです。

例えばのモデルコースをご紹介します。（平日の場合）

・上野松坂屋前08：51→護国寺正門前09：25〈上58系統〉

（池袋駅東口09：20→護国寺正門前09：29〈都02乙系統〉でもアクセス可能）

護国寺：本堂に上がる石段の両側に500株のツツジ

・護国寺正門前10：46→上富士前10：59〈上58系統〉

六義園：藤代峠という庭園内の築山（標高35ｍ）全体にツツジ

・六義園周辺で昼食（オススメは「高はし」（寿司）です）

・上富士前14：10→根津神社入口14：22〈上58系統〉

根津神社：境内西側の斜面「つつじ苑」に100種3000株のツツジ

・根津神社周辺で休憩（オススメは「芋甚」（甘味）です）

・根津神社入口17：10→上野松坂屋前17：21〈上58系統〉

バスに乗っている時間は50～60分

→旅行代金は都営バス一日乗車券の大人500円（小人250円）

＋六義園の大人300円（65歳以上150円）＋飲食代

・食事を1000円ほどと考えると、1800円で一日楽しめてしまいます！

Ｑ.一日乗車券はどうすれば利用できるのでしょうか？

加藤：バスに乗るときに運転手さんに購入を伝えればOK！スイカ・パスモにも反映できます。

乗るときに間違って運賃を払わないようお気を付け下さい！

東京都交通局の「上58系統」を利用した路線バスの旅。一日乗車券は500円です。

＜加藤佳一さん＞

加藤さんは、1963年・東京都生まれ、86年にバスの専門誌「バスジャパン」を創刊。その後、バスファンに向けた「BJハンドブックシリーズ」を出版するなど、バスのことならこの人に聞け！という、バスのスペシャリストです。