帝拳のホープ中野幹士がラスベガスで5度ダウン奪うTKO勝ち!無傷の13連勝で世界挑戦アピール
元北米王者マルケスに4回TKO勝ち
プロボクシングの東洋太平洋フェザー級王者・中野幹士(29=帝拳)が4日(日本時間5日)、アメリカ・ラスベガスのTモバイル・アリーナで元WBO北米同級王者ペドロ・マルケス(プエルトリコ)に4回1分58秒TKO勝ちした。
サウスポーの中野は2回、3回、4回に計5度のダウンを奪う完勝で無傷の13連勝(12KO)。WBA10位、WBC10位、IBF8位、WBO11位の世界ランキングも上昇しそうだ。マルケスは16勝(11KO)2敗となった。
竹台高時代に高校3冠に輝き、東京農業大までアマチュアで68勝9敗の戦績を残してプロ転向。2018年10月に2回KO勝ちでプロデビューすると、2024年9月にブリックス・ピアラ(フィリピン)に4回KO勝ちで東洋太平洋フェザー級王座を獲得した。
「鉄の拳」の異名を持つ身長170センチの左ボクサーファイター。世界が注目する井上尚弥のアンダーカードで実力を示し、世界挑戦をアピールした。
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記事:SPAIA編集部