東海大生があじさい剪定 矢名薬師堂で
東海大学ラグビーフットボール部の学生が7月27日と28日の2日間、矢名薬師堂(東光寺)であじさいの剪定を行った。
今年3月、矢名薬師堂前に同部の寮が移設された。今回の剪定は、東光寺の樋口亮翔さんから話を聞いた八百則和コーチが手伝いを申し出たことをきっかけに実現した。普段、あいさつを交わすことはあるものの、協力して剪定を行うのは初めてだという。
当日は、同部に所属する学生30人と樋口さんのほか、毎年剪定を行っている檀信徒の人々らが参加。樋口さんから説明を受けた学生たちは、役割分担をして協力しながら剪定を行った。参加した学生は「最初は難しかったが、だんだん楽しくなった。恩返しもできたと思うので、参加してよかったです」と話した。樋口さんは「いつもより進みが早くてありがたい。この活動を通じて、地域や文化財に愛着を持ってもらえれば」と語った。