桜山|断面の美しさにほれぼれ♡ 元イタリアンシェフが作る上質なとんかつ
とんかつって、どこで食べてもなんだかんだ満足度が高い食べ物ですよね。
「揚げ物しか勝たん」の中でもトップレベルに君臨するのがとんかつです。
名古屋には「味噌かつ」という素晴らしい名物があり、昔ながらのとんかつ屋さんから、最近ブームの断面が美しいネオとんかつを提供するとんかつ屋さんまで、多彩なお店がそろっています。そんな名古屋のとんかつ屋さんの中でも、常に行列を作っているお店が桜山にあるのです。
ということで、今回は揚げ物ラバーが週1で食べたい「とんかつ」を、異常なまでに美味しく揚げると人気のとんかつ屋さんに行ってまいりました!IN桜山です!
並ぶのも苦にならない!衣さくさく中しっとり♡優勝すぎる桜山のとんかつ「ぶた いながき」
桜山駅6番出口から徒歩4分ほどの場所にある「ぶた いながき」
桜山といえば、春になると桜が咲き誇る美しい場所。そんな桜山に毎日ランチ時になると行列を作るとんかつ屋さんがあります。その名も「ぶた いながき」さんです。
「ぶた いながき」さんがオープンしたのは2019年。開店当初からおじゃましておりますが、開店から約5年の間、行列を作っていないことをあまり見かけたことがないというほど、人気のとんかつ屋さんです。
ですが、「並んでまでも…」という方が一定数いるのも事実。しかし安心してください。「ぶた いながき」さんでは、並ぶのが苦手な方でもあまり苦痛にならないよう広めの待合室が用意されているのです。
さらに注文はQRコードからオッケー。待合室でメニューを見ながら食べたいものを決める時間も良いものです。
駐車場も完備してあるので車でも来店可能。数に限りがあるので、必ず食べたい方は開店前の時間に到着しておくことをおすすめします。
そして、そうこうしているうちに我らが店内に案内されることに。今回は、10分ぐらい待ちました。これぐらいなら余裕です。
基本メニューはロースとヒレから選びます
メニューはこちら!
日によってメンチカツがあるときも◎。
ロースは、適度な脂があり食べ応えたっぷりの部位です。リブロースはロースとその周辺の筋肉も含まれる部位で、ロースの一部になります。ロースよりも希少で、脂身と赤みのバランスが良く、甘い脂身と豚の旨みをしっかり感じられる部分です。
ヒレは、ロースの内側にある部位で、ロースやリブロースに比べて脂身の少ないのが特徴です。また、ヒレは1頭の豚からわずかしか取れない希少部位でもあります。
シャモは歯応え抜群の鶏肉。噛めば噛むほど旨みがあふれる系の味わいです。メインはとんかつなので、シャモかつを食べたい場合は単品で頼むのが良さそうですね。
そして、日によって異なる数量限定銘柄豚も気になりますね〜。
悩みに悩んで、私が選んだのは、特上ヒレかつ定食と島豚カズゴロウ ヒレかつ定食の2つ!
まず運ばれてきたのはお漬物とタレ皿
揚げ物の箸休めには漬物ですよね、やっぱり。うっかり先に食べちゃわないよう、気をつけるべしです。とんかつが登場してから手を付けるのをおすすめします。
タレ皿には卓上にあるウスターソース、とんかつソース、岩塩のいずれか2つを選んで入れましょう。私は迷わずとんかつソースと塩です。
断面フェチもびっくり!美しい姿で登場した「特上ヒレかつ定食」!
●特上ヒレかつ定食2,600円(税込)
見てください!このうっすらピンクが美しいヒレかつの断面を。火入れバッチリのそのお姿は、ビジュアル的にも最高です。1度揚げてから、しばらく寝かせて予熱で火入れするという技を駆使していることが厨房を見ていると分かります。さすがは、元イタリアンシェフ。
そう、ここ「ぶた いながき」さんのシェフは元イタリアンシェフなのです。なんだか、こんな繊細な味わいのとんかつを提供するのも理解できます。
ひとつピックしてご飯の上にON。まずは岩塩でいただき、次にソースでいただくのがおすすめ。からしをトッピングしても良きですね〜。岩塩で食べると、豚の甘みが引き立つのです。そして、お肉の柔らかいこと!婆さんになっても食べられそうです。うれしい!
そして、しっとりとしたその食感に感動を覚えるはずです。とんかつで感動したのは初めてかもしれません。衣は薄めでサクサク。とんかつの新境地が開きそうです、なんだなんだこの美味しさは。
定食に付いているライスと豚汁です。豚汁は名古屋らしく赤味噌。こっくりとした味わいで、これまた美味しい。里芋にニンジン、ゴボウにこんにゃく、大根と具沢山がうれしい。
豚の味がしっかり感じられる「島豚カズゴロウ ヒレかつ定食」
●島豚カズゴロウ ヒレかつ定食 3,080円(税込)
いや〜、こちらも美しい姿で登場しました。「島豚カズゴロウ」です。「島豚カズゴロウ」は、日本最古の幻の島豚といわれる希少な豚さんです。通常の約2倍かけて育て上げた「島豚カズゴロウ」の味は、やばいほど濃厚な豚の旨みが感じられます。
濃いです!豚の味が濃い!岩塩を付けて食べると、その味わいがしっかりと感じられるのでおすすめです。滲み出る脂も上品。濃厚ながらくどすぎない。
これは肉の質はもちろんながら、揚げの技術にもあるのでしょう。通常のヒレかつと食べ比べするのも楽しいので、数量限定銘柄豚がある場合は、ぜひ両方注文してみてください。
あったらぜひ注文してほしい!「特製メンチカツ」
今回はメニューにはなかったのですが、日によってラインナップに登場する「特製メンチカツ」。このメンチカツが美味しいのなんのって!写真から見ても分かるように、かなりのジューシーさ!そして混ぜ込まれている紫蘇がいい仕事をしているのです。メニューにあれば、ぜひ注文してみてください。
美しいとんかつを食べるなら「ぶた いながき」へ!
しっとりしたお肉は絶妙な火入れの技にあり!噛めば噛むほど上品なお肉の甘味が広がる、上品で見た目にも美しいとんかつは、ここ「ぶた いながき」さんで食べられます。そして、たくさん食べる方でもきっと大満足すぎるボリュームだと思います。
ぜひ、皆さんも新しいとんかつ体験をしに「ぶた いながき」さんへ行ってみてくださいね!
INFORMATION
店名:
ぶた いながき
住所:
愛知県名古屋市瑞穂区洲雲町3-26 ブロアセレッソ 1F
営業時間:
月
11:30〜14:30
木・金・土・日
11:30〜14:30
18:00〜20:30
Web:
https://twitter.com/butainagaki
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥3,000
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