自己アレンジには要注意!ずぼら断食はやり過ぎや自己解釈が失敗の原因になる理由とは!?【専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方】
やり過ぎ注意!自己アレンジは必要なし
ずぼら断食が数々のダイエットに挫折した人でも続けやすいのは、1サイクル1週間という仕組みがシンプルでわかりやすいからです。さらに、1日くらい食べ過ぎた日があっても、週単位でリセットできるところも魅力のひとつだと思っています。
ただ、シンプルな方法だけに、どうしても自己アレンジを加えたがる人がいます。例えば、少ない分には問題ないだろうと食べる量をこぶし2つ分以下にしたり、血糖値の上昇をゆるやかにする低GI食品なら食べても大丈夫などと、自分に都合のいいルールに書き換えてしまうのです。
どうせやるならより効率的に、と考える気持ちはわかります。でも、ネットやほかのダイエット方法にあった情報に振り回され、間違った知識で行動をしてしまうと、思うような効果が得られず、せっかくの努力も水の泡になってしまいます。
このずぼら断食はとてもシンプルですが、多くの人が簡単かつ安全にとり組めるよう、僕が培ってきた知識や経験を基に、何年もかけてメソッドをつくり上げています。もし、なかなかずぼら断食がうまくいかず、疑問に感じることがあっても自己流の解釈をせず、本書を読み直してみてください。
ずぼら断食のありがち失敗例
自己流アレンジと並んで多い“自己流解釈”にも要注意。「これくらいなら」の積み重ねが、結果が出るまでのスピードを遅らせます。
失敗例:低GI食品ならOK
低GI食品は血糖値の上昇をゆるやかにする食品というだけで、玄米も全粒粉のパンやパスタも炭水化物であることに変わりありません。自己解釈で食べるのはやめましょう。
失敗例:胃にやさしいカフェオレならOK
まろやかな味わいが体にやさしいイメージなのか、カフェオレを常飲する人が不思議なくらい多いのですが、牛乳は糖質も脂質も多くカロリーも高めなので要注意です。
失敗例:糖質・脂質オフならOK
糖質や脂質がオフの商品だからいっぱい食べられる、という思考は一回やめましょう。人工甘味料や添加物が使われているものも多く、かえって体の負担になることもあります。
失敗例:食べる量をこぶし2つ以下にする
極端に食事を減らし過ぎると、ダイエットがイベント化して挫折やリバウンドを招く原因になります。胃の大きさに対して適量である、こぶし2つ分はきちんと食べましょう。
『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』はこんな人におすすめ!
・無理せずに痩せる方法を知りたい!
・どんな食事をしてダイエットをするべきか知りたい
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そんなに食べてないのに太る本当の理由
「そんなに食べていないのに体重が減らない」「カロリーを抑えて食べているはずなのに太ってしまう」という声をよく耳にします。努力している人には酷かもしれませんが、食事に気をつけているつもりでも、じわじわと体重が増えていく、あるいは、理想の体重以上の体重がありなかなか減らないという場合、自覚のあるなしに関わらず、食べ過ぎていることがほとんどです。
食べ過ぎと聞くと、食べる量をイメージする人が多いと思います。確かに、お腹がパンパンになるまで食べればそれは食べ過ぎです。ですが、油たっぷりの揚げ物や炭水化物が多めの食事など、次の食事までに胃で消化しきれないようなものを食べたり、量が少なくてもその日の活動量で消費しきれないくらい高カロリーなものを食べたりした場合も、実は食べ過ぎなのです。
食べ過ぎチェックリスト
ずぼら断食で体を改善していくにあたり、まずはスタートラインに立つことから始めましょう。ダイエットの基本でもありますが、やせたいと思ったら自分の食生活を把握すること。下の「食べ過ぎチェックリスト」を使うと、簡単にセルフチェックができます。食べ過ぎなのか、食べ方のクセがあるのかを確認してみてください。
□ 1日3食、ほぼ決まった時間に食べている
□ 舌にたっぷりと白や黄色の苔こけがついている
□ 満腹になるまで食べないと食べた気がしない
□ 午後のおやつ、または夕食後のデザートやスナックがルーティーン
□ 食べてから2時間以内に眠ることがよくある
□ 早食いの自覚があり、大低20分以内で食べ終わる
□ 昼食から1〜2時間後に強い眠気を感じることがしばしばある
□ よく噛んで食べようと意識したことがほぼない
□ 唐揚げやコロッケなど油で揚げた料理が大好き
□ 毎日、夕食に炭水化物(ごはん、麺類、パン、粉物など)を食べている
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出典:『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』