酢飯を使った「淡路島の生しらす丼」が絶品!「寿司割烹春吉」で旬の味を頬張る幸せ♡ 洲本市
洲本市五色町都志にある「寿司割烹春吉」が、今年もお寿司屋さんならではの酢飯を使った『淡路島の生しらす丼』の提供を開始したと聞き、行って来ました。
淡路市岩屋港で漁獲されるブランド食材『淡路島の生しらす』を使用し、春から秋までの期間限定で、島内全土の各参加店舗が趣向を凝らしたメニューを競う「淡路島の生しらす」プロジェクトは、今年で第15回目を迎えました。
実に創業46年の実績を誇る「寿司割烹春吉」は、本プロジェクトの開始当初から参加。地元の都志港をはじめ淡路島全域から旬の魚介を仕入れ多彩な料理を提供する同店は、島内外から幅広い人気を集める名店です。
県道31号線「淡路サンセットライン」沿いに立つ一軒家の店舗。扉を開けると、広いカウンターの中で2代目大将の鎌田泰治さんが黙々と調理する姿が目に入ります。
鎌田さんは、女将さんの朋子さんと2人で同店を切り盛り。寿司はもちろん、昼には丼や定食、夜には鍋やコース料理など、豊富なメニューが自慢です。「常に新鮮な季節の魚介を、良心価格で提供することがお店の信条」と、朋子さんは話します。
こちらが今回頂いた「すし飯の生しらす丼」。キラキラ光る新鮮な生しらすに、細かく刻まれた冥加と青ネギが、何とも美しいコントラストです。
まずは生しらすを単品で頂きます。プリっとした歯触りに、スッキリと淡白な味わい。噛むほどにしらす本来の繊細な旨味が引き出されます。
「このキレイな盛り付けを壊すのが勿体ない!」と思いつつも、意を決して丼をかき混ぜる記者。程良く混ざったところで、まずはそのままひと口。
ふんわりとした甘みを感じるマイルドな酢飯は、淡白な生しらすの味を引き立てます。ご飯の上にかかった胡麻の風味が香ばしく、良いアクセントになっています。
次にお醤油を少し加えて、次はガリにご飯を包んで、次はレモンをかけて、次はワサビと一緒に……と、いろんな組み合わせで“味変”を楽しみながら、あっという間に完食しました。
しらす丼にセットの小鉢と汁物も絶品!本日の汁物は「潮汁」。鯛のおかしらが入ったお吸い物は、濃厚な鯛のお出汁が利いていて、贅沢な気分になります。
小鉢のもずくは、淡路島で採れた地元産とのこと。弾力がまるで違います。一本ずつの歯ごたえが良く、口いっぱいに広がる磯の風味に、何だか懐かしい気分になりました。
同店は、カウンター席6席に4人掛けのテーブル席の他、4人~10人で利用できる個室が3部屋。さらに40人が利用できる大広間も2階にあります。
これから夏に向けては鱧料理や穴子、冬になればフグを使った料理と、季節ごとに充実する同店のメニュー。「実はうちは、サワラ丼も名物なんですよ」と、女将さんが笑顔で話してくれました。
落ち着いた雰囲気の店内で、ゆったりと頂く旬の魚の数々。そして笑顔の優しい大将に、明るく気さくな女将さん。心地よい時間と最高の魚介料理を味わいに、また訪れたいお店です。
場所
寿司割烹春吉
(洲本市五色町都志524-8)
営業時間
昼:11:30~14:30(LO14:00)
夜:17:30~21:30(LO20:30)
※予約のみ営業の場合あり
定休日
第1・3・5 水曜日
毎週木曜日
駐車場
5台(店舗前)、10台(近隣)