松戸のおすすめカフェ4選。老舗からニューフェイスまで、ゆったりとした時間を満喫しよう。
自家農園のスペシャルティコーヒーが飲めたり、研究を重ねたバスクチーズケーキが味わえたり、とっても希少な茶葉があったり。いずれもオンリーワンな店ながら、都心の喧騒とは無縁。ゆったりとした時間が流れる松戸らしいカフェを集めました。
松戸の老舗カフェ『カフェ・ド・カオリ』でオーセンティックなお茶時間を【松戸】
松戸市の玄関口で、1974年に創業の『カフェ・ド・カオリ』。地下1階に天井高く広々と明るい優雅な喫茶空間が広がっている。かつてフランス料理店であったこともあり、スイーツもお料理も人気メニューが豊富。特に人気のアフタヌーンティー・セットは、素材から厳選され丁寧に作られる味わいに感動すら覚える。
店内は大理石のテーブルや本革のチェア、ウェッジウッドの食器にシャガールのリトグラフとオーセンティックな雰囲気で優雅な時間を満喫できる。世界三大銘茶の祁門紅茶(キーマン)を特別に入手するなど、本物志向がブレない松戸の誰もが知る名店だ。
『カフェ・ド・カオリ』店舗紹介
カフェ・ド・カオリ
住所:千葉県松戸市松戸1178 B1
/営業時間:10:00〜20:00(料理19:00LO、ドリンク19:30LO)/定休日:無/アクセス:JR常磐線・京成電鉄松戸線松戸駅から徒歩30秒
ニューホープのカフェで希少コーヒー&絶品バスクチーズケーキ『Spread Rui』【松戸】
松戸駅西口から歩いてすぐ。『Spread Rui(スプレッド・ルイ)』は大学新卒の就職先を自分の地元で自分のお店に決めた若きマスターの店だ。 「やりたいことを今やらねばどうする」という思いで始めた店は、ほどよい距離感でリラックスできる心地よい空間。
タイの少数民族が育てる「AKHA AMA COFFEE」と、研究を重ねぬいて出来上がった絶品のバスクチーズケーキがおすすめ。ポテンシャルは十分、松戸カフェ文化の新しい価値を生み出してくれそう。
『Spread Rui』店舗紹介
Spread Rui(スプレッド・ルイ)
住所:千葉県松戸市松戸1873/営業時間:11:30~23:00(日は~22:00)
/定休日:月・火/アクセス:JR常磐線・京成電鉄松戸線松戸駅から徒歩7分
インドネシアからの「コーヒー大使」が営む元気な店『MAHAMERU COFFEE』【松戸】
インドネシアからやって来たユニークなマスター・リノさんのいる店は、四六時中人の出入りが絶えない街の休憩所。「コーヒー芸人といわれてます」。マスターの人柄がエネルギッシュな喫茶空間を作り出し、松戸の街ににぎわいを添えている。
リノさんが経営する農園で手摘みされたジャワコーヒーは、きりりと切れのあるコクが魅力だ。おしゃべりもコーヒーもパンチの効いた楽しいお店は、語らいの声が優しく響くサロンのような空間だ。
『MAHAMERU COFFEE』店舗紹介
MAHAMERU COFFEE(マハメルコーヒー)
住所:千葉県松戸市本町6-8 平野ビル1F/営業時間:10:00~17:00/定休日:火・水・第2日/アクセス:JR常磐線・京成電鉄松戸線松戸駅から徒歩3分
発酵食品の名レシピで、ふーっと息抜きできる癒やし時間『foo cafe』【新松戸】
新松戸の住宅地にある癒やしの喫茶空間。グリーンの植栽映える白い空間には、木の温もりを感じる椅子やテーブルが。母と娘、親子で20年余りの時間を重ねて作り上げた店は心地よい温かみを帯びている。
人気メニューの発酵玄米や発酵あんこは、からだ全身でおいしいと思えるほど、丹精込めた味だ。まさに「ふー」と深呼吸をして、自然にこころが柔らかくなり始める。そんな極上の癒やしカフェ、本当はあまり人には教えたくない。
『foo cafe』店舗情報
foo cafe(フ―カフェ)
住所:千葉県松戸市新松戸北2-6-21 /営業時間:10:00~17:00/定休日:金・土/アクセス:JR常磐線・武蔵野線新松戸駅から徒歩15分、流鉄流山線小金城趾駅から徒歩7分
取材・文・撮影=常田 薫