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ソフトバンクホークス2024開幕スタメンはこれだ!山川穂高加入で柳田悠岐&近藤健介と12球団No.1クリーンアップ形成なるか【ソフトバンクホークス戦力分析2024】

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ソフトバンクホークス2024開幕スタメンはこれだ!山川穂高加入で柳田悠岐&近藤健介と12球団No.1クリーンアップ形成なるか【ソフトバンクホークス戦力分析2024】

ソフトバンクホークス戦力分析2024

今季も投打で充実の戦力!4年ぶりVのカギを握るのは…?

他球団を圧倒する絶対的な戦力を誇りながら、ここ3年間は優勝から遠ざかっている福岡ソフトバンクホークス。今季はかつてミスター・ホークスとしてチームを牽引した小久保裕紀が満を持して監督に就任。王座奪還が至上命題となる今季もチームは積極的な補強に着手した。

最大の目玉は西武からFAで獲得した山川穂高だろう。過去三度、本塁打王に輝いた球界を代表する長距離砲は昨季、スキャンダルによる処分などもあって17試合出場(0本塁打)にとどまったが、本来の実力を発揮できれば本塁打王の最右翼。柳田悠岐、近藤健介と構築するクリーンアップの破壊力は12球団屈指だ。1年間のブランクがどう影響するかは未知数だが、心機一転でぜひ力を発揮してほしい。野手陣の新戦力でいえば読売ジャイアンツからトレード移籍したアダム・ウォーカーも要注目。守備には難があるが、パ・リーグであればDHとの併用でリスクも幾分か減少する。戦力充実のソフトバンクにあってはポジションがダブつく可能性もあるが、外野とDHの併用をしながら上手くやりくりできれば打線の厚みはさらに増すはずだ。

その一方で、主力の大半が30代オーバーと「世代交代」も急務。FAなどで戦力補強を行うチーム方針の弊害とも言い換えられるが、“期待の若手”と呼ばれた選手がなかなか本格化しきれないシーズンが続いている。育成選手も含めて“逸材”は二軍以下に多く抱えているだけに、主力を脅かすような若い力の台頭にも期待したい。

投手陣は昨季メジャーに移籍した千賀滉大の抜けた“穴”を完全に埋めきれていない。有原航平が2ケタ勝利をマークしたものの、昨季は規定投球回に到達した投手がゼロ。東浜巨、石川柊太といった実績ある先発投手が不調に苦しみ、レジェンド・和田毅もすでに43歳といつまでも頼ってはいられない。小久保新監督は今季から絶対的セットアッパーだったリバン・モイネロや大津亮介を先発転向して試す方針。特にモイネロの先発転向がハマれば一気にエース格へと成り上がる可能性がある。来日6年目を迎えるカーター・スチュワート・ジュニアや大関友久、板東湧梧などにも先発ローテ入りのチャンスは十分あるだけに「競争の激化」が先発陣強化のカギを握りそうだ。

リリーフは守護神のロベルト・オスナを4年総額40億円以上(推定)というNPB最高年俸で残留させ、津森宥紀、松本裕樹といった面々も揃う。モイネロを先発転向させられるのも、リリーフ陣の層の厚さに自信がある証だ。

今季も投打で充実の戦力を見せるソフトバンクだが、優勝を逃し続けているのも事実。「常勝軍団」復活のためには小久保新監督のリーダーシップや若い世代の台頭、チーム内の激しい競争が不可欠。4年ぶりの頂点へ、「今季こそ」突き抜けてほしい。

ソフトバンクホークス2024開幕スタメンはこれだ!

ソフトバンクホークス打順/予想布陣/先発ローテション/リリーフ投手

花田 雪


(はなだ きよむ)

1983年、神奈川県生まれ。 編集プロダクション勤務を経て、2015年に独立。ライター、編集者として年間50人以上のアスリート・著名人にインタビューを行い、野球を中心にバスケットボール、大相撲、サッカー、ラグビーなど、さまざまなジャンルのスポーツ媒体で編集・執筆を行う。 著書に『あのプロ野球選手の少年時代』(宝島社)『オリックス・バファローズはいかに強くなったのか~選手たちの知られざる少年時代~』(日本文芸社)がある。

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